つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

小山文榮 一時間だけコンサート

2013-09-02 | 文化
 友人の息子さんのお嫁さんがクラシックのコンサートを開かれたので、笠松町のホール杉に出かけました。ピアニストは、小山文榮(ゆきえ)さん。プログラムは、ベートーベーン、ショパン、ラベル、それからラフマニノフ。120年余りの間に作曲された作品の古い順に演奏されました。練習もその順にされるとか・・・120年の間にピアノは進歩し、だんだん複雑な音も出るようになったということで、難しいテクニックもいるそうです。
 ラベルはボレロしか聴いたことはなかったのですが、今回は、水の戯れ。リストの別荘にあった噴水からの曲を聴いて、それに触発され、創られたとか・・・ものすごく神経質な作曲家で、早さまで指定されているとか・・・

 小山さんのトークは楽しく続きます。
 ラフマニノフは、スクリャービンとモスクワ音楽院の同期生。どちらも作曲とピアノ専攻で優等生。卒業試験は甲乙がつけられないほど接近していたので同点とされたとか・・・
 アンコール曲は、プログラム最後がラフマニノフの楽興の時よりの4番であったので、次の5番。4番の激しさとはうって変わった静かな曲でしめくくられ、素晴らしいコンサートでした。
 帰りはピアニストの舅さん(同級生)とともに皆でコーヒータイム。たのしいひとときを過ごしました。ピアニストご夫妻は、幼稚園、小学校、中学、高校とずっと同級生。文字通り幼なじみだそうです。音楽が共通の趣味という羨ましいご夫婦です。 


プログラム

        
         ホール杉(さん)入口の蹲

    
     小山さんのトーク

   
    ラフマニノフの楽譜

         
         

  
         
コメント (8)
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