奈良の前田さまから、薬師寺東塔の解体修理中しか撮影出来ない貴重な写真が送られて来ました。いつも感謝です。水煙の笛吹童子は双眼鏡でもよく見えないので、図鑑を見るより仕方がなかったのです。以下はメール。
「薬師寺の東塔(国宝)が解体修理されていますが、解体修理中の現場を見学する機会を得ましたので、久しぶりに薬師寺を訪れました。現在相輪部分と三重主屋・三重裳階が解体され、二重部分の解体が進んでいます。私達は二重部分の解体現場を見学してきました。三重の屋根の解体によって、心柱は上下2丁の材を繋いだものと解っています。三重主屋の柱は二重目の垂木の上に組んだ柱盤という分厚い材の上に立っているのが良く分かりました。今回は解体現場の見学もさることながら、「凍れる音楽」と呼ばれる東塔の水煙が下ろされて、間近で見学出来る上、写真撮影OKという願ってもない機会でした。水煙の展示場では若い僧侶が水煙や相輪の覆鉢に刻まれた銘文の解説をしてくれました。高田好胤の伝統を受け継いで居るのか、楽しい解説でした。」
相輪
水煙
水煙の笛吹童子
笛吹童子
相輪各部の名称
二重目の垂木の上の柱盤
東塔工事足場から見た西塔
「薬師寺の東塔(国宝)が解体修理されていますが、解体修理中の現場を見学する機会を得ましたので、久しぶりに薬師寺を訪れました。現在相輪部分と三重主屋・三重裳階が解体され、二重部分の解体が進んでいます。私達は二重部分の解体現場を見学してきました。三重の屋根の解体によって、心柱は上下2丁の材を繋いだものと解っています。三重主屋の柱は二重目の垂木の上に組んだ柱盤という分厚い材の上に立っているのが良く分かりました。今回は解体現場の見学もさることながら、「凍れる音楽」と呼ばれる東塔の水煙が下ろされて、間近で見学出来る上、写真撮影OKという願ってもない機会でした。水煙の展示場では若い僧侶が水煙や相輪の覆鉢に刻まれた銘文の解説をしてくれました。高田好胤の伝統を受け継いで居るのか、楽しい解説でした。」
相輪
水煙
水煙の笛吹童子
笛吹童子
相輪各部の名称
二重目の垂木の上の柱盤
東塔工事足場から見た西塔
前田様有り難うございました。
大分お寒くなりました。
matsubara様、前田様どうぞご自愛下さいませ。
薬師寺を訪れたのはいつだったか、もうずいぶん経ちます。2~30年前であることだけは確かなのですが…。
塔の上のものまで目が向かず、このようなものがあるとは知りませんでした。
普段は間近では絶対に見られないもの、貴重なものを拝見させていただきました。
ありがとうございました。
思いがけない写真に私もびっくりです。
奈良の情報はあまりこちらには届き
ません。
水煙の童子はいつ見ても素晴らしい
です。
薬師寺も20年以上ご無沙汰です。
何度も行きましたがこんな近くでは
水煙は見たことがありません。