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つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

あけび短歌会 9

2017-02-13 | 短歌

  あけび短歌会からの贈呈は一年の約束で、昨年限りと思っていたら、今年も配送されました。今年度の表紙は、「こぶし咲く白馬村」。どうしても美智子妃殿下の記事に目がゆきます。妃陛下の御成婚後も短歌のほかにいろいろ指導されていた五島美代子先生の軽井沢の別荘に、浩宮様、礼宮様を連れて訪問されていたこと。それが昭和53年の亡くなられるまで続いていたということ。その年癌で入院されていて、見舞いをされた妃陛下は次の歌を残されています。

いまひとたび朝山桜みひたひに触れてわが師の蘇らまし

この歌に対して五島美代子先生の夫君の茂氏(歌人) も歌を詠まれています。妃殿下が見舞いをされて8日後に亡くなられています。妃殿下からは桜の花の見舞いがあり、その桜に美代子先生は、「こんな美しい桜は見たことがない」と言われたそうです。 

 

今年の表紙

 

友人とティータイム 

 

頂いたチョコ

 

 


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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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okoさま (matsubara)
2017-02-15 08:18:31
このシリーズは5回ありますから
まだ二度残り楽しみです。
五島先生をよく知る人が執筆されています。
返信する
Unknown (oko)
2017-02-14 23:06:24
「どうしても美智子妃殿下の記事に目がゆきます。」↑
素敵なお話を学ばせて頂きました。
ありがとうございました。

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tonaさま (matsubara)
2017-02-13 16:10:57
私もコブシの咲く白馬は知りません。
55年前にスキーに行っただけです。

私も初耳の話です。ごく近くの人しか
知らない秘話だと思います。
毎年8月には軽井沢のプリンスホテルで
皇太子殿下(平成天皇)主催の吟行会があり、
妃殿下もご成婚後は出られていたようです。

二階では皇太子殿下が茂先生の
一階では妃殿下が美代子先生の
指導を受けておられたようです。

モンブランそのものでした。
返信する
Unknown (tona)
2017-02-13 12:34:28
こぶし咲く頃の白馬を実際に見てみたくなりますね。
美智子妃殿下と師匠とのお話、どこにも書いてない秘話でしょう。
素晴らしいお話です。

モンブランに似ているお菓子は何でしょうか?
返信する

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