昨日は、大和にも雪が降ったようです。昨夜、前田様から奈良の雪だよりが届きました。岐阜の雪は一日で溶け、今日は快晴です。西日本は記録的な大雪。怪我のないようお過ごし下さい。写真説明の稲渕の勧請綱が分からないのでネットで調べました。次はメール。
「今日は建国記念日でした。不思議と2月11日は雪が降ることが多いです。久し振りに雪が積もりましたので、明日香へ写真を撮りに出かけました。案外明日香の雪は少なく、石舞台古墳も石室の上には雪が積もってなかったです。
大口の真神の原に降る雪は いたくな降りそ 家もあらなくに 舎人娘子」
以下は、奈良の方のブログ(山の辺短信)より
栢森の綱掛神事(かやのもりのつなかけしんじ)
綱掛神事は、栢森と稲渕両大字に伝わる神事で、毎年正月11日に行われる。カンジョ掛神事ともいう。子孫繁栄と五穀豊穣を祈るとともに、悪疫などこの道と川を通って侵入するものを押し止め、住民を守護するための神事といわれている。栢森大字の神事の特徴は、全体を仏式で行うことである。福石(陰物ともいう。)と呼ばれる石の上に祭壇を設け、僧侶の法要の後、飛鳥川の上に陰物を形どった「女綱」を掛け渡す。一方、飛鳥川下流の稲渕大字の神事は神式で行うことが特徴で、「男綱」を飛鳥川に掛け渡しをする。 (栢森大字の看板より)
栢森の綱掛け神事の翌日(1月12日)も飛鳥へ。稲渕の綱掛け神事の第2弾です。
明日香村の稲渕地区では毎年一月の成人の日に「飛鳥川」にかかった勧請綱の掛け替えがおこなわれるます。子孫繁栄、五穀豊穣を祈り、悪疫が村に入ってこないように祈る。飛鳥川にかかる巨大な注連縄で、勧請綱掛け行事です。稲渕には男綱がかかり、2キロ上流の栢森(かやのもり)には女綱がかかる。(栢森の綱掛けは毎年1月11日とのこと) 稲渕は神式で行われ、栢森は仏式で行われる。いずれにしても古代から受け継がれた、雄大で心豊かな伝統行事です。
http://yamanobe.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/post-1651.html?cid=139482591#comments
著者は奈良まほろぱソムリエ協会会員(検定合格済み)
雪の積もった玄関

稲渕の勧請綱

稲渕の棚田

雪の降る飛鳥の里

雪の棚田

天武天皇・持統天皇陵

文武天皇陵

檜寺前に復元された竪穴式住居
稲渕の勧請綱について私もHPで学ばせて頂きました。
記事をもう一度拝見しました。そちらのHPも
よかったですね。私はどちらを紹介しようと
迷いました。ここに紹介したブログにはコメント残し
ましたが、すぐには反映されません。
引用を了解してもらうために・・