川端康成の小説「山の音」が映画化されていたのに見ていなかったので、先日NHKBSで録画しました。小説を読んだのは60年以上も前。時代にはあっていなくても微妙なニュアンスの違いは想像できたと思います。ラストシーンは舅役の山村聰とヒロインの原節子が、新宿御苑を散歩するところ。冬枯れの新宿御苑のプラタナスの並木が効果的に思いました。冬の新宿御苑を思い出しました。原節子の着る長いコートも素敵でした。若夫婦と老夫婦の複雑な人間関係には驚きましたが。あまり幸福とは思えない家族の物語です。
写真は岐南町図書館前のローズマりー

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