つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

柿の魅力を科学する

2010-10-15 | 岐阜県
 東海学院大学公開講座で、「健康フルーツ、柿の魅力を科学する」のお話を聞きました。講師は医学者の野澤教授。米国でも研究されてきました。
 柿は学名にもKakiがついています。カキノキ科。主な産地は、岐阜、奈良、和歌山、福岡など・・・
 柿のビタミンCの含有量は多く、果物の中で最も安価で摂取出来ます。

 柿の日があることは初耳でした。10月26日だそうです。これは、
柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺
 
 この俳句を正岡子規が発表したのが、明治28年のこの日だったことによります。日清戦争の従軍記者として、渡航したのですが、病のため帰国。奈良でこの句を作り、その数年後に亡くなりました。

 但し、子規が食べたのは御所柿(ゴショガキ)と思われます。今の甘い富有柿は、明治31に突然変異で出来たものだからです。その発祥地である本巣市に、記念碑があります。

 柿はビタミンCの他にカリウム、カロチノイド、ポリフェノールも含みます。実の他に葉は、乾燥させればお茶になりますし、防腐効果があるため、柿の葉寿司となります。皮は漬け物に利用。種は磨り潰して蜂蜜と混ぜて、くしゃみ止めの薬とされることもあります。

 世界で果物摂取量が最も多い国は、イタリア。次はギリシャ、そしてフランス、オランダと続きます。日本はかなり下でした。

コメント (6)
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