つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

善水寺

2010-10-11 | 国内旅行
 放送大学の研修旅行で、滋賀県湖南市の天台宗岩根山善水寺と、ミホ・ミュージアムと信楽を訪ねました。
 善水寺は、湖南三山のひとつである名刹です。創建は奈良時代。本堂は国宝(写真上と下左)です。本尊は薬師如来。秘仏で前回は平成13年に公開されましたが、次はいつになるのか決まっていません。

 信長の焼討ちに合い、僧房はなくなり、100年は無住だったため、地元の人が守ってきました。その間、痛みが激しくなり、明治期に修復され、柱など交換されました。
 修復の折、本尊の胎内から1000年前の籾が発見されました。黒ずんだ籾を今見ることが出来ます。信長は僧房は焼き尽くしましたが、本堂とか主要な建物は残したのです。

 湖南三山の他の二寺は、常楽寺と長寿寺で、いずれも創建は奈良時代です。

 本尊は、重要文化財で、この他に重文の仏像がが8体もあることに驚きました。このような古刹をこれまで知らなかったことを恥じています。湖東三山はよく知られ、参詣もしたのですが、歴史的に見ても、文化財的価値も、湖南三山の方がはるかに凌駕していると思いました。下右の写真は、仏像の一部。(撮影禁止のためHPより)

 分かり易い住持さまの説明に一同納得。私も暫く仏教の書物にご無沙汰で、本尊の薬師如来を表す梵字(サンスクリット)の読み方も忘れてしまい、質問しました。「ベイ」です。そうそう、あの文字はベイでした。他は少し思い出せるのですが・・・

 
コメント (6)
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