つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

村国座

2009-04-08 | 歴史
 先月、各務原市にある村国座(歌舞伎座)の3年がかりの平成大修理が終わりました。壬申の乱(672年)に活躍した、地元豪族、村国男依(むらくにのおより)を讃えて明治10年に創設。国指定の重要有形民俗文化財。出雲の阿国により歌舞伎が誕生したのは17世紀ですが、それから江戸、京都、大阪につづいて地方にも芝居小屋が出来てゆきました、美濃、飛騨は天領が多かったこともあり、かなりさかんでした。
 夫が子供の頃は、父親に連れられて村国座へよく行ったらしく、歌舞伎に詳しいです。しかし、映画・テレビの時代になると廃れてゆきました。今回の修理では耐震構造が中心。歌舞伎に必要な回り舞台、花道、太夫座などは全部揃っています。なお、壬申の乱で、村国男依は、のちに天武天皇となる大海人皇子を助けた功労があります。

注:壬申の乱は皇族同士の権力争いのため、恐れ多いということで歴史の時間に教えない時代がありました。伯父と甥との争いで、岐阜県にも関わりがあります。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする