つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

公民館短歌会 32

2008-05-16 | 短歌
 連日ぐずついた天候でしたが、すっかり晴れあがった昨日、いつものように短歌会を開催しました。

 昨日の百人一首
名にしおはば相坂山のさねかづら人に知られてくるよしもがな  三条右大臣

 作者のお父上は、若いころ鷹狩りに出かけ、山科で雷雨にあい、ある豪族の家に雨宿りをしました。その娘と一夜の契りで女の子が生まれました。なかなか事情があって会えなかったのですが、何年かして再び訪ね、一生を共にしたという人です。この歌の作者は、その女の子の弟。さねかづらは、美男蔓。冬に赤い実をつけます。

 昨日の一首
つばくろが軒下ひくく飛びかひて夏が来るぞと告ぐるがごとし  Rさん

 写真は、昨日午後お訪ねしたオープンカーデンオーナー・Nさん宅の白い露草。(明日upします)
コメント (4)
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