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未唯への手紙

未唯への手紙

夏期休暇後に「思いの共有化」を始めます

2009年08月03日 | 5.その他
未唯へ。朝3時に起きたけど、4時半までしか持たなかった。それから、休憩に入ってしまった。

腰痛は治ったというよりも、拡散しただけです。痛みを積分すると、以前と一緒です。パテックスを貼る場所が分からなくなっただけです。集中的に貼っていたところは。腫れてしまった。

8月末に会社の健診があるので、体調を整えないといけません。定年後も。就業ができるかの確認みたいです。そのために、お腹を引っ込めないといけません。

朝はパン2枚にしておきます。食べるものに固執しないようにします。夕食のワンプレートの量が以前の1.3倍になっています。途中で食べるのに飽きてしまいます。1ヶ月前に食べ残した野菜が未だに、私の席の前にあります。本人が片付けるまで、「そのままルール」が適用されています。

仕事は、水・木・金の販売店ヒアリングに集中させます。夏期休暇前に100販売店へのヒアリングを終えて、休暇後は「思いの共有化」にシフトします。ただし、100%には拘りません。偶然というものは、そういうものです。キーとなる販売店は捉えています。十分なサンプリングはとれていると、言い切ることができます。これも1万冊の読書から習得した技術です。

販売店でのクレーム情報の「システム化」についての意見合せを女性んと行いました。自分のイメージが「思いの共有化」にシフトしていることを痛感。システム部署なら、「作る」ということで、情報のデータベース化を考えるでしょう。女性は「使う」ということから、本社での解析を中心に考えています。私は「聞く」ことをベースにしているので、販売店内でのグループコミュニティを示すチャンスと捉えています。答は現地の販売店で考えましょう。

私のミッションは「作る」⇒「売る」⇒「使う」⇒「聞く」の循環を販売店に意識させることです。前の三つは他の人に任せます。サポートされていない「聞く」部分のイメージ作りをしています。

今後、販売店が存続するためには、「聞く」ことが必須です。そのために必要な“場”を作り出して、それを見せます。販売店100社へのヒアリングの伏線はここにあります。

マーケティングのパートナーが出てくるのを待ちたいけど。今から始めないと、ブレークスルーできない。最終的にできなくても、この会社の実力だから、私としては、諦めがつきます。

『トルストイ』の「戦争と平和」

2009年08月02日 | 6.本
未唯へ。あなたの愛読書はマンガですか? マンガも捨てたものではありません。先週、読んだ本の中に、『マンガで鍛える読書力』019.9モトというのもありました。この本によれば、生きていくのに必要な知識の全てはマンガから得られるようになっています。

今日は、『トルストイ』980.2フジを読んでいます。7月出版の680ページの新刊書です。

内容紹介:「戦争と平和」など壮麗な文学作品群、民衆教育への執念、真実の宗教を求めての教会権力との対決…。巨人・トルストイの82年の生涯を跡づけ、その人生や業績の全体像を描き出す。

トルストイに関して、意外な事実は以下の通りです。

・トルストイの3人の兄が通った、カザン大学の学長は非ユークリッド幾何学で有名なロバチェフスキーであった。ちなみに、3人とも「数学科」専攻です。
・トルストイもフランクリン手帳をつけていた。ルールを決めるのが好きだったみたいです。守れないから、好きだったのでしょう。私と一緒です。
・トルストイはカルカースに戦争に行った。長兄のニコライはカルカースとの戦いに明け暮れた。彼に付いて、戦場に出かけた。カルカースというのはチェチェンです。つまり、チェチェン戦争です。

「戦争と平和」に関して、私が好きな場面の説明があった。アンドレイがナターシャに魅かれる場面と、ピエールがナターシャに愛を告げる場面です。中学の読書感想文は、ピエールのつもりで書きました。

「枯れた老木、無邪気な少女、芽吹いた老木--この三つがひとつづきになって、アンドレイを生に連れもどした。かれはアウステルリッツではてしない高い空を見て、際限のない人間の偉大さという考えが錯覚だったことを直感する。しかし、今度は老木と少女によって、人生が無であり、無意味だという考えも錯覚だったことを直感する。生は何ものかによって与えられ、何ものかによって動かされている否定しようのない実態だ。しかも、それはたとえ小さくても、春の暖かさも、高い空も包みこむ生命全体に参加している。それが無意味に思えたのは、ただ自分がその意味を理解していなかっただけにすぎない。アンドレイはそのことを直感した。アンドレイがアウステルリッツの空→枯れた老木→無邪気な少女→芽吹いた老木という経路を経ることによって、小さな人間の生は復権された。」

「ピエールは、アナトーリとナターシャの駆け落ちの計画をソーニャから知らされ、ナターシャのもとに行く。しかも、それを恥じて自殺をはかり、生きる希望を失ったナターシャを赦し、自分が前からかの女を愛していたことを、自分でもはっきり確かめ、ナターシャにもそれを告白する。弱さをさらけ出し、恥辱にまみれたナターシャをこそ、ピエールは愛さずにいられなかったのだ。その告白の後、家に帰る途中、かれは凍てつく夜空を見上げながら、自分個人の愛が、まだ何かははっきりわからないが、もっと大きな行為につながることを予感する。」

それ以来、私の救世主はナターシャのような女性になった。

パソコンの画面が見えない

2009年08月01日 | 7.生活
未唯へ。視力低下が激しくて、パソコンの画面が見にくくなっています。普段使っている、アウトラインソフト「インスピレーション」は400%まで拡大してみています。画面一杯でも15文字しかでません。こんな使い方もあります。

それでも、パソコンをすると疲れます。そういう言い訳で、家での思考作業をさぼっています。夜の9時から10時までと、朝3時から5時までを「未唯への手紙」に予定しているけど、なかなか取り掛かれません。そろそろ、言い訳するのにも飽きてきました。

来週の10日から5日間の夏季休暇を取ることにしました。現在、年休取得は10日なので。ここで5日間とると、15日になります。11月にも最低5日間は取ろうとたくらんでいるので、年間20日になり、年休取得のノルマを達成できそうです。

11月にヨーロッパに行けたら、と思っています。定年時にクリアされてしまう、旅行積立が19万円あります。行き先はフィンランドのロヴァニエミ図書館とかバルト三国のリトアニアを狙っています。19万で行くためにも、フィンランド航空が一番安い11月しかないと思っています。当然、この計画は奥さんには内緒です。宝くじが当たる以外では、最後のチャンスです。

夏期休暇の使い方は、家で「未唯への手紙」に専念するつもりです。今日は、その時の1日の過ごし方のシミュレーションで、家に居るつもりだったけど、ノコノコと豊田市に出かけました。

その原因を考えて見ました。まだまだ、自分の中に、人生を「先送り」する甘えがあります。「孤立と孤独」を標榜しながら、徹底できていません。だから、何かを求めて、出かけるのです。当然、何も見つかりません。

そこで、『もういちど自分らしさに出会うための10日間』493.7モという、本を借りてきました。ステップ9に「先延ばしをする人のための処方箋」というエクササイズがあります。

内容は「本書に従って10日間の日常練習を行うことで、考え方の歪みに気づき、それが修正され、心の様々な問題が解決されるようにデザインされています。実際的で、日常的で、誰でも感じる悩みをどう扱うかが、認知行動療法の基本原則に則って展開されています」というものです。

この最近、認知行動療法の本は多くなっていますね。素直にエクササイズしてみましょう。その成果を夏季休暇に活かしましょう。