賃金も上昇した、夏季賞与も増額、調子いい部分はニュースになる。年金生活者はどうか、6月振り込み通知で支給額減を実感、さらに国民健康保険料も介護保険料も増えた。東日本大震災の復興税は1月から向こう25年間支払い、消費税は4月から税率アップしている。アップアップにならないようやりくりしなければ。
CMも母の日ほどの賑やかさは感じないが、それでも店内のそこかしこに「父の日」の張り出しが目につく。景気は回復基調というから売り上げは伸びただろうか。景気回復感は庶民生活にはまだ届かない、実感として感じるものが薄いなかで、父の日の贈り物が届くとやっぱりいい気持になる。
父の日は、米国で母を早くに亡くし父に育てられた子どもたちが、母の日があるのだから父に感謝する日も必要として始まったという。日本では終戦後の1950年ころから広まりはじめ一般的になったのは1980(昭和55)年ころというから、オイルショックの苦難を超える目安がついたころ、そのころの日本のお父さんはみんなよく働いた。心から「お父さんありがとう」と言える時代だった。
そのころから少子化への兆しはあった。国内経済の成長と社会の欧米化への加速がさらに少子化への速度を速めた、と思っている。このまま進めば父の日、勿論、母の日も祝えなくなる。そんななことではFIFAの大会にも参加しずらくなる。若い人の奮起をに期待しながら日本第1戦のハイライトを見る。
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