小雨模様のためか混雑や渋滞にあうこともなく順調に走れ、駐車場へは予定時間の20分くらいまえに着いた。雨も止みもう1人早く着いた方と車の側で立ち話をした。しばらくして会場へ向かおうとしたとき傍の木の不思議な目に気付いた。
2人を覗き見し会話を盗み聞きしていた、そんな錯覚を起こさせる2つの木の目、何度も利用している駐車場でもあり、この木の下に止めたこともあるが、初めて気付いた木の目だ。
触ってみた。只の木に間違いはない。肩ほどの高さのところにある。見直してみても目に見える。覗き窓にも見える。SFの世界ならここから物語が始まり不思議な世界が展開されることになる。現実には起きなかった。
この木の目、小さいときに小枝を取り除かれた痕なのか、はたまた人為的に傷つけられた痕なのその生い立ちはSFに任せる。
満車の駐車場、帰り際もう1度眺めてみた。多勢の来場者を喜んでいるのか今度は愛嬌のある優しい目に見える。そうか、あの時は雨の後で駐車数の少ないことを心配していて「覗き目」に見えたのだろう。疑ってすまなかった、そう言いながら車のドアを開けた。
(写真:幾ら見直しても木の目に見える)
どこかの遺跡から出てきた土偶の目にこんなのがありましたね。
キになる目ですね。
それにしても何を見透かされたのか気になります。
ちょっと入り口は窮屈だろうけど好奇心でいっぱい。
覗かれるようでしたら木の目の場所をお知らせします。