このところ「ぼや~」とした天気が続いている。日本画の淡い墨絵のような風景は見る目にはそう悪くないものの、スッキリした気分を誘うものではない。雨が降るか風が吹けばこの景色は消えるという。それは煙霧という気象現象が消滅するからと気象予報士。
その煙霧は、乾燥した微小粒子が大気中に浮遊して、大気を混濁させ視程を悪くしている状態。煙霧粒子は工場から排出された煤煙、粉塵、強い風で舞い上がった塵埃などで構成される、と説明してある。
黄砂や花粉、今は火山噴火による降灰という新たな微粒子が浮遊している。新燃岳の噴煙は八丈島でも観測された。この春の花粉は昨年の数倍という予測が出されている。今に始まったことではないが、自然は人力の及ばぬ力を見せつけてくれる。
雨の降らない日が続く。錦帯橋下を流れる錦川の水位の下がりは驚くばかり。浅い川底の箇所は乾燥した大気とその顔を接している。上流のダムは貯水率20%前半、工業用水の止水制限は75%とか。煙霧を解消する降雨は少量で足りるだろうが、止水制限解除になる降雨はいつだろう。ぼや~としていていいものだろうか。
(写真:煙霧による趣あるの山並み)
が出されていますが 日本海側は豪雪に苦し
んでいる。我が北海道は各地で「雪まつり」が
開かれていて 冬を楽しんでいる。
今日の我が地域は一寸先も見えない猛吹雪だ‥降雪も30cmを超えたようだ。現在の積雪は
やく1mほどだが この雪が北海道の農業と
生活を支えていて 真夏でも給水制限は
ほどんどない・・・ 雪 様々だ・・
東山魁夷さんの絵を思い出す、とは恐れ入ります。印刷をしてみましょう。
湖底の現れたダムの様子がニュースで流れます。そちらは給水制限がない、自然の恵みですね。