勧められ、時代の流れかと十数年使った世間でガラケイと呼ぶ携帯電話、これに別れを告げスマホに変えて数カ月経った。使用形態は発信より受信待型なので、周囲にスマホが蔓延しても困るとは感じなかった。ところが、スマホで映像や資料を眺めながらの会話が進むとガラケイではどうにもならない。また、キャシュレス化に遅れないようにという気もありスマホになった。
ポンポンポンと手続きは進む。Q&Aで交わした契約に関する内容が設定されたのか「これで使用できます」と言いながら何十枚もプリントが渡され手続きは完了した。手続き中に機器操作の説明は一切なし、渡されても使える訳がない、とON-OFFから質問し、何となくパソコンと似ていることを知って後は独学とする。
暇を出した携帯には、しっかりした分厚いマニアルがついていた。使用しながら知りたいこと出来ないことは、マニアルを繰って調べれば解決した。今は電子形態で咄嗟の用には困る。テキストを探していたら店頭に購入と同機種の説明書があり求めた。使える人がより高度に利用するための説明で喜ぶほどではなかった。色んな事で難儀しながら使っている。
パソコンと違い、操作中に操作以外の箇所に触れると中断されたり、違う画面に飛んでしまう。まだ手が震えるほど老化はしていないつもりだが、ゆっくり丁寧に触ることを心掛けている。ポケットに入れて持ち歩け、検索も容易な便利品だが、使いこなすにはまだ時間が掛かる。「楽しみながらマスターを」と知人が励ましてくれた。
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