暦の上では今日から冬が始まる。まださほどの寒さは感じないが、やがて本格的な冬が来て寒い北風に立ち向かうことになる。立春に対し立冬は言葉として厳しく感じるが、これからの日々、気を引き締めて生活せよとの戒めかもしれない。
写真は5日の朝6時ころの東の空。薄い紅色が広がり始め上空の月の輝きをうすくし始めた。今朝は同じ時間、月は細すぎて見えなかった。明日は新月、次の満月は勤労感謝の日になる。気持ち良い陽ざしを身体に浴びながらウオーキングしていた。
久しぶりに出会った人に「暖かく穏やかな小春日和で」と挨拶したら「厳密には立冬の翌日からが小春日和、それまでは秋日和」と厳しい教えを受けた。その人は季語をあやつるのが趣味の人で、知識の一端をさらりと言われたのだろうが、その口調に文人らしさは感じなかった。
米国の上下院議員選挙に日本国中の報道機関が開票速報で騒いでいる、としか見えない。結果が今後の日本にどのような影響を及ぼすのか、途中の推測で占うより、結果が確定してからの方が国民は分かり安いと思う。それよりも日本の国会答弁の分析の方が重要だと思う。何とか心と秋の空というが、すっきり晴れ渡った空かには少しの野心も見えない。
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