ローカルニュースでフィンランド公認のサンタクロースがやって来たと教えてくれた。登場したサンタに、子どもらの「おっ」と驚く顔がすぐに笑顔になる。そうだろう、その姿はなんとなく「本物だ」と感じさせる。公認という先入観もあろうが、あの白いヒゲに赤い服、何よりも体格の良さに不似合いな優しい目元がいい。
今年のサンタ商戦、音量が気のせいか少し静かな感じがする。それでも店内はサンタクロース一色。和物の好きな婦人が正月用のそれを探すが今年は見当たらない、とこぼしていた。ミニ門松作成のお世話人からも同じことを聞いた。何かが変わったのだろうか。
続いてくるのが年末、締め飾りにパック入りのお飾り餅は店頭に並んだ。まだ求める人を見かけない。おせち料理用の食材コーナーも設けられていた。一方で高額なおせちの注文が多いという。いろいろなことがあったり起きたりした今年からチェンジするためだろうか。
孫も大きくなるとサンタは来なくなる。サンタは来なくても実質は来たと変わらないように嫁に手配済みと家内。離れて住むとなおのことそうなる。今年のクリスマス商戦は景気挽回の足しになるのだろうか。震災地の子らにも気持ちだけ届けたい。
(写真:例年より少し控えめなスパー入口のツリー)