後期高齢者になると運転免許更新の手続きが面倒になる。これはたとえゴールド免許所持者でも区別はされない。先ず、認知症検査、手続き開始通知が届いて受けるまで1カ月掛った。これで記憶力・判断力に心配ない判定書を手にすると高齢者講習の申し込み。これも受講まで約1カ月掛ったが、「高齢者講習修了証明書」を受け、3か月後の更新準備が終わった。
高齢になると、一律のように身体機能、判断機能が衰え交通事故の原因となることがおおく、更新時の検査や講習が必要になる。概念では理解しているつもりだが、それがどのくらいのレベルなのかわからなかった。今回、検査結果を各人に示し、資料を基に、どのくらい低下しているかが説明を受けた。前回更新時にはなかった講義で、自分の弱点、衰えているところを知った。
安全運転は認知・判断・操作の3項が正常にかみ合って初めて達成できる。このうち、ひとつでも事を欠いたりおろそかにするとヒヤリハットや場合によっては事故に連なる。視力の衰えは日ごろの生活の中で気づくが、動体視力や視野については衰えを認識しにくい。若い人との差異を図で示しての説明は参考になり、自分の注意点を知った。
最後の実技で「これまで通りの運転で安全運転を続けてください」と個人的な講評を受けた。講師曰く「講習日だけの安全運転は見抜けます」という。、右折、車庫入れ、クランク、縁石乗り上げ、交差点通過、一旦停止、標識の順守、信号機のない三差路の左折などポイントはいくつもある。スピード控えめをはじめ安全運転の基礎を守って3年後の更新に挑戦しよう。
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