月明かり

ここ数日の最低気温は０度前後、早朝の風は冷たい。
１週間前の３日は満月。その満月の写真を撮ろうと考えていた。月と岩国城と錦帯橋が程よい位置関係になる。日の出の遅い時期ならではの事。早朝ウオーキングの時、構図だけは幾通りも出来ている。チャンス待ち、でも３日は曇り、月明かりは無かった。次は２月２日の満月だが。

今朝の月はほぼ真上。月明かりは道沿いの雑草に降りた霜をキラキラと輝やかせ、小さな誘導灯の様にしてウオーキングを助けてくれた。影は子供のように離れない。街灯の無い竹林沿いは、秋から冬が終わるまで月明かりだけが道を照らしてくれる。

暗い道での楽しみに流れ星がある。特に冬場の澄わたるの空へ現れる流れ星はきれいだ。
「字、算盤」、流れ星が消えるまで３回唱えると字と算盤が上達する、幼い頃聞かされたことを思いし挑戦したこともあるが、３回はおろか２回も難しい。

あと１週間、月明かりは段々と薄くなり、岩国山から出なくなる。
（写真は今朝５時前の月）