
何日か続いた天候不順は、台風15号とともに遠くへ去った。15号は強く大きな勢力のまま東海から関東、そして東北から北海道までまきこんで暴れた。雨による被害は今回も多くの人たちの生活を覆した。大都市の交通機関の混乱混雑解消には大きな改善が見られなかった。
今朝は少し寒さを感じたが、やはりこの秋一番の冷え込みだったようで、最低気温は県内最低の15度までさがった。その分、昼間はこれが秋空だと久しぶりの雲のない青空を見せてくれた。近所の小学校の運動会練習の音楽が、いつもより音高く聞こえたのは青空のせいだろう。
信号待ちで停車した時、ひょっと見たアパートのどのベランダも洗濯物に布団、俗にいう満艦飾が思いっきり秋の日を浴びている。スッキリした乾きが期待できる、主婦のそんな期待を担うように台風の置き土産の少し強い風が洗濯物を揺らしている。
急ぎの用事があり市内を動き回ったが、窓から入る自然の風の心地よさはエアコンのそれに勝っていた。この秋日和は長く続くのだろうか。収穫の済んでいない稲田もある。週末までこの天気が続くといい。今日、家内の実家から新米が届いた。孫のところへもこの香りを届けてやろう。
(写真:青空に映える岩国城)
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