最近は事件や事故現場の映像で、カメラマン到着前の状況がふんだんに放映される。デジカメやスマフォによるアマチュアカメラマンの記録だ。咄嗟の出会いなのに、プロカメラマンの映像に負けない迫力や緊迫感、状況が良く撮られていると思う。カメラ性能の充実はあるが、誰もが日頃から撮り慣れているのだろう。
プロ野球はまもなく開幕、オープン戦のカープはまずまずというところだろう。ところで、プロ野球の1試合で新聞社はどのくらい写真を撮るだろうか、ある新聞では、数えたことは無いが最低でも8千枚は撮るだろうという。紙面に載るのは多くても1チームで数枚、残りは没と保存、日本の全新聞ではどのくらいの枚数だろう。
カメラが良くなっていることと合わせ、これほど写せるのは連写という機能が大きく寄与しているのだろう。記者会見の場面では音声が遮られるほどほどシャッター音がする。プロでも連写であれほどの数を撮らないとこの1枚が生まれない。素人はなおさらのこと訓練しなければならない。フィルム時代ではないので挑戦は出来る。
ある会で、その連写に挑戦した。最新のカメラに比べれば遠く及ばない年代物ではあるが、長年使っている相棒で試した。対象に動きがある時の連写は、頭では分かっていたつもりだが確かに手ごたえのあるものが写せるようだ。顔や手に動きがあるシーンを連写すると、没が面白いほど写っている。いつかこの1枚が撮れる、そう思いながらまた挑戦してみよう。
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