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本物の還付通知

2013年02月21日 | 生活・ニュース
           

 官公署の職員を名を騙る詐欺の手口は「還付金があります」「還付金請求の手続きを」などと電話で親切そうな口調で善人を罠にかけて金銭を騙し盗る。くどいほど報道されるが留まることなく続いている。そんな中、今日、還付のお知らせが届いたがこちらは待っていたはがき。

 国民に課せられた義務の一つに納税がある。サラリーマン時代の所得税は給与から控除され月々の納税への関心は高くない。ただ年末調整への関心は「いくら還付があるか」で納税総額にはそれほど気が向いていなかった。

 賞与に続いて年調、これを現金で受け取るとき「一家の主」という実感が湧いた。給与などの振込みは主の自覚を失わせた。これが日本衰退の一因という経営者や識者もいる。バブル崩壊が始まるころと妙に一致しているから面白て強く否定できない。

 年金収入だけの所帯では、ある金額以下は確定申告しなくてよい、となっている。しかし、年相応の医療費などもあり確申は欠かせない。申告は毎年、手計算で確認し国税庁HPの申告コーナーから作成し提出してる。先月の終わりに済ませたら今日「国税還付金振込通知書」が届いた。提出から3週間と3日目。還付申請額どおりの金額が記入されいた。

 実際は知らないが「還付金はなかったものとして、その金額を貯金」という知人がいた。そのまま続いていれば半世紀以上になる。するとその金額は利息を含め相当な額に達しているだろう。さて、そのような積み立てのないわが家、還付金の使途は一応は決まっている。 
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