虫は「人類・獣類・鳥類・魚介以外の小動物の総称」をいうそうだ。そんな虫に悩むのは夏が多い。これが昆虫というと受け取り方が変わる。クワガタやカブト虫など、夏の楽しみには欠かせない生き物になる。昆虫は節足動物の一網で全動物の種類の7割以上を包含するというからすごい数になる。
そんな昆虫の一つに、近づいてくると羽音ですぐわかるのは蚊。その羽音は「蚊の鳴くような声」というが寄って来ると聞こえる。人を刺して血を吸うのは雌で諸種の病を媒介する厄介な虫である。今年はその蚊が少ないと思う。墓掃除で羽音を聞かず姿も見なかった。出会った農家の人が、「蚊がおらんけえ助かる」と汗を拭きながら話す。「これほど暑いと蚊も生きれんか」と笑う。
花に寄って来る虫退治には弱い殺虫剤を使用している。たまには食われた葉の穴の芸術性に笑むこともあるが、青虫を見ればつまんで除去する。他には蜘蛛くらいで、巣は取り除いている。蜂が2匹、換気扇のウエザーカバーの周りを飛んでいる。よく見るとカバーの内側に巣らしきものが見える。2匹を追い払って、つつき落とすと蜂の巣だった。
すでに蜂の子はいなく、見たところかなり古びて乾いた感じだが、手で押さえてみると見た感じとは違い、湿ったせんべいを握ったようでまだ役目を担っている様だった。それにしても、雨風を完全にしのげるウエザーカバーの内部に巣を作るとは頭がいい。早い時期に気づいていたら、ことわざの「蜂の巣をつついたよう」になっていたかも。
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