日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

久しぶりの秋

2019年10月04日 | 生活・ニュース

 朝5時、朝刊をとりに玄関を出る。気温はさほど下がっていないが、久しぶりに満天の星に出会った。台風を含めて秋らしくない天気予報、気温は夏日の日もあり、また、運動会も雨模様で延期というブログもいくつか拝見した。しかし、全国各地で大雨特別警報がでるなど大荒れの地域もあり、列島の長さを感じる。

 歩いていると、桜の木の下でしゃがんだ人の姿が見える。見ると芝生の上の落ち葉を撮っている人だった。桜の葉だが、もう茶色で秋の落ち葉というより冬の枯葉というのが私の感覚だが、一心に撮られている。カメラを通すと違って見えるのかも、そこから作品が誕生する、時は芸術の秋。

 午後からいただいた栗の今季2回目の皮むき。単純な作業だが積もる皮の山が仕事をしていることを証明する。ハサミの形状をした栗の皮むき、片方が刃で対する方はのこぎりの歯状で皮をしっかりつかむ。栗は仲秋の季語、むきながら一句と思ったが思いだけで終わった。むいた栗は渋皮煮に。鬼皮をむき、表面の筋を除くとこまでこなした。

 「秋の扇」という諺がある。本来は男女の別れを意味するそうだが、面白い例文があった。それは「あれほど大切にされていた私も、今では秋の扇だ」とある。関西電力の不明朗な金の循環、その中心とされるという人は逝った方。何もかもそこへ持っていこうという姿、逝った人は「あれほど大切な人」と崇めていたのに、そんなことを思っているかも。「何とかごごろと秋の空」、指をさされないように爽やかな秋で通したい。
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