購読紙のスポーツ面。「大阪16強 全米OP 15歳新星に見せた経験の差 女王の優しさ敗者包む」これはテニスの全米オープン第6日目を報じる見出し。21歳の大阪なおみの戦績と敗れた対戦相手に対する広い視野を報じている。インタビューの様子が世界に流れ、多くのコメントが、大阪の強さと優しい心遣いに賛辞を送っている。
かたやプロ野球。「巨人マジック消滅」は黒地白抜きの2段組。で3位カープに勝機ありかと思いきや「上位決戦コイ昇れず GとDeNA6連戦負け越し」、おまけに「4位阪神と2差」と載っている。DeNAが勝利したからとはいえ、巨人のマジックを消滅させた阪神への敬意かもしれない。
現在カープは126試合62勝61敗3引き分けで勝率5割4厘、トップ巨人とのゲーム差7.5。カープは残り17試合、CSクリンチナンバー12で自力進出が可能な位置にいるが、3連覇へ全力を振り絞っていた昨年の姿が見えないのが気になる。2位DeNAはカープに3.5ゲーム差をつけ、残り18試合で12勝すればCS戦、4位阪神は残り20試合で19勝がCS戦への切符となる。
明日からヤクルト、阪神、中日と各3連戦、そのあと巨人、ヤクルト、中日と各2試合、阪神、DeNAと各1試合残っている。記者の目ではこう書いている。「広島の背後に迫る阪神の息遣いが聞こえるから全力で2位を追え。逆転へ加速するDeNAを追い越すことが出来れば、きっと本気で日本一を語れる日がやって来る。そのためには目標を見失ったような試合はするな」と結んでいる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます