孫は夏休みで1年ぶりの帰省。
日の出前に起床する習慣は変わっていないが、することなすことに成長を感じさせ喜ばせた。
京都生まれの孫、帰省のたびに京都弁になっている。環境のなせることなのだろうが、もちろんTV語録も出る。TVに疎い高齢者には前者のほうが分かりいい。
孫の通う公立小学校は前後期制。夏休みは22日まで。23日には通知表や宿題を持って登校しましょう、学校の予定表に載っていた。今朝、残りの宿題の進め方を考えていた。
庭に水まきをするとき孫のひとり言。
お花に話かけながら水をあげると綺麗な花が咲く。朝顔に「明日も咲いてね」としゃがんで話しかけていた。植木鉢の小さな陶器製の人形に「暑かったろうね」と頭からタップリの水を浴びせていた。
昨年までは水をまくだけで楽しんでいた。今年は小さな観察が加わって水まきを楽しんでいた。
必要な材料は帰省前にメールで届いていた。何を何g、何を何ccと確認しながら器の音をさせていた。
夕食後、おじいちゃんデザート、冷蔵庫からゼリーを出してきた。半透明のゼリーの中に桃とみかんが数切れ入っていた。口当たりの良いレモン汁の味だった。孫が顔を見ている。おいしい、の返事ににっこりして自分も食べ始めた。
パソコンを使わせてという。慣れた手つきで文字入力をこなす。月数時間ほどのパソコン授業があるそうだ。次に帰ってくるときが楽しみだ。
(写真:孫手作りのレモン味ゼリー)
優しそうなお孫さんです。
味もまた格別だったことでしょう。