梅雨は奄美大島まで終わった。梅雨前線は九州から中国地方の上空を南北に動いており、梅雨明けは今月下旬に入る前後のころ、という予報。しばらくは一喜一憂する日が続く。梅雨末期には何故か大雨や豪雨、そして大きな災害が例年のように繰り返される。十分な水量があればおだやかに去って欲しい。
こんな鬱陶しい季節の心配事のひとつ、主婦を悩ますのがカビ。カビは「高温多湿で栄養分となる汚れがあるところで繁殖」し、特に風呂場には全ての条件が揃っていると新聞の記事。そんなカビ対策は「入浴時の一手」で解決できる。中国新聞にその対策法が載っていた。
入浴前に壁や鏡、床面、浴槽にお湯をさっと掛ける「掛け湯」をする。すると汚れの付着を防ぐ。風呂上りにもおなじように飛び散った汚れを流し落とす「上がり湯」をさせる。浴室が暖かいうちに残り湯を掛けると効果がある。スポンジで湯あかを落とせば、あとの手間が減らせる。最期に乾いたタオルなどで拭いて水気を取り、しっかり乾燥する。
読んで驚いた。経験的に続けている我が家の風呂カビ対策とほぼ同じだった。お風呂の湯はエコ洗濯に、また、万一の場合の防火用に残して置くことを勧められる。しかし、お風呂のカビ除去のCM、あれほど底深く根を張り巡らしたカビ除去は大変な苦労だろうと思う。どちらを取るかは各々だ。
蒸されるように暑苦しい、そうかといって雨で湿気が多い外気を取り込めない梅雨の時期、さっぱり出来るのはエアコン使用か風呂。節電とエコと電気料金を考えると、風呂は最善の方法かも知れない。その風呂場のカビは外からの感染でなく体の汚れが原因と知った。体と同じようにお風呂にも「掛け湯」と「上がり湯」で気持ちよく清潔にし、お互い梅雨のじめじめを少しでも気持ちよく過ごそう。
側面と床のタイルにシャワーをかけ、
身体を拭いた後のバスタオルで
浴室の水分を拭き取っておきます。
こうすることでかなり状態がキープされます。
それでも梅雨時には目地が色づいてくるので
黒くなる前に塩素消毒しています。
汚れを迎え撃つ。掃除の鉄則ですね。
狙いは女の気持ち、かな。
通風と換気扇も忘れずONにします。
我が家は終わったら湯船はいつも空にしています。