みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

帰って来なかった

2011年03月23日 | アモス書
アモス書4章

 主なる神の平安がありますように。

 今朝は大きな余震が続きました。
 昨日、支援物資を届けに宇都宮市に出かけました。きょうは、宇都宮に集まった物資を2トントラックで気仙沼、石巻、塩釜と巡って届けてくださるとのことです。
 宇都宮で荷物を下ろし、教会の会堂に積まれた物資の仕分けを少しお手伝いして、午後4時半頃に戻りました。妻が驚いた表情で、「もう帰って来たの?」 道路が混んでいて、帰って来るのは深夜になると思っていたらしいのです。

 今回の震災では、家族や知人の安否を尋ね求め、その帰りを待ちわびている多くの人々の様子が映し出されていました。原発の事故で避難を強いられている福島県浜通りの方々も、いつになったらわが家に帰れるのかと不安を募らせていることでしょう。

 きょうの箇所には「それでも、あなたがたはわたしのもとに帰って来なかった」とのことばが繰り返し出て来ます。背信のイスラエルの民への、神からの愛ゆえの嘆きが響いてきます。
 ご自分の民が神のもとに帰るために、「わたしはあなたにこうしよう。わたしはあなたにこのことをするから…」と神が言っておられます。
 それでは、民はどうするのでしょうか。「あなたはあなたの神に会う備えをせよ」と呼びかけておられます。

 この備え、怠りのないように。
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。