みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

私たちと同じように

2012年07月27日 | ヨハネの福音書
ヨハネの福音書7章1ー13節


 ブログの更新が遅くなってすみません。
 三日間の子どもキャンプが終わりました。きれいな河畔のキャンプ場でしたので、それほどの暑さは感じなかったのですが、戻ってみてびっくり。37度以上もありました。
 ともあれ、34名の参加者が無事に戻ってこられてほっと一安心でした。今回のキャンプには、教会や聖書は初めてという小学生が多く参加したのですが、みんなよく聖書の話を聞き、学んでいました。
 写真は、涼しそうな子どもたちです。 Img_3336


 5節に「兄弟たちもイエスを信じていなかった」と記されています。イエスはヨセフ家族の長子として育ち、弟たちは兄のふるまいやことばを身近に見聞きしていたにもかかわらず、イエスをメシヤとして信じることなく、突き放したようなことばをイエスに投げかけます。
 いや、むしろ兄弟だからこそ、兄が神が約束するメシヤであると信じがたいという思いが強かったのかもしれません。ユダヤでは、イエスを殺そうとユダヤ人たちがイエスを待ちかまえ、郷里ではここにいないでユダヤへ出て行けとばかり、イエスを受け入れない兄弟たちがいるのです。

 「私たちの大祭司は、私たちの弱さに同情できない方ではありません。罪は犯されませんでしたが、すべての点で、私たちと同じように、試みに会われたのです」(ヘブル4章15節)を思いました。
 しばしばキリスト者は、自分のイエスへの信仰を家族に理解してもらえないという問題を抱えます。それは、家族以外の人に受け入れてもらえないこと以上に辛いことです。

 兄弟の無理解に遭われた主イエスは、そのような信仰者の心に触れてくださっていると思うならば、慰めや励ましを得られるのでは、と考えたのです。




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