エゼキエル書 39章
家主さんからのメールには、燃料費が2倍になるという電気やガス会社からの告知が添付されていました。そして、対応として暖房温度を下げるか、来年の精算時のために蓄えをしておいてくださいとのアドバイスが……。暖かな気候が続いていたのですが、これからが正念場です。
この章には、イスラエルを攻撃するために集まられた、ゴグとマゴグに率いられた大軍勢が神によって全滅する様子が描かれています。読んでいると心が落ち着かなくなるような凄惨な場面もあります。
まず、1節の「わたしはおまえを敵とする」ということばに目が留まります。昨日は、「神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう」というローマ人への手紙8章31節を終わりに置きましたが、神を敵とするというのは、これほどまでに無力で悲惨なものなのだということを、ここから改めて思います。
パウロはまた、「敵であった私たちが、御子の死によって神と和解させていただいた……」とも書いています(ローマ人への手紙5章10節)。「わたしはあなたの味方だ」と神が私に言ってくださるために、神は御子を死に渡されたのです。ことばにならないほどの驚きであり、有り難さです。
この章には、「二度と……ない」という神のことばが二度登場します。一つ目は7節の「二度とわたしの聖なる名を汚させない」であり、二つ目は29節の「二度と、わたしの顔を彼らから隠すことはない」というイスラエルへの約束なのです。