詩篇 40篇
水曜日午前の祈祷会はいわゆる「対面」で行われ、懐かしい方々といっしょに聖書を読み祈りました。そして水曜日夜の祈祷会は「オンライン」での開催。昨晩は大人が8名、子どもが6名が参加しました。大人も子どもも神に感謝することを一つ、祈ってほしいことを一つ挙げてから、互いのために祈ります。将来への希望に満ちた祈祷会です。
この時ダビデは、すぐにでも神の助けを必要としていました。本篇は「私は切に 主を待ち望んだ」から始まります。事態は彼にとって緊迫していたのです。そして主は彼の祈りを聞いて即座に助けられたのです。さらに、彼を助けてくださった主は、ダビデの口に新しい歌を授けてくださったのです。
ダビデは詩篇のうちのかなりの主への賛美を歌い上げているのですが、それは主が彼に新しい歌、ご自分への賛美を授けてくださったからです。「新しい」歌とは、いわゆる新曲、新しく唄う歌だけではなくて、日々新しくされた者が神をほめたたえることだと考えるならば、昔から歌われているものであったとしても、それは「新しい歌」なのだと、ここから考えました。
9−10節に目を留めます。ダビデは、唇を押さえずに神の義を喜び知らせようとしています。39篇では沈黙を抑えきれずに神に願い求めたダビデが、そしてここでは、神への賛美を抑えきれずに神をほめたたえるダビデの姿があります。