「誰や! こんな冷たい条文を書いたのは!貧乏人をバカにしやがって!」
条文をいくら読み進めても、障害者や犯罪被害者といった社会的弱者へ
の思いやりがほとんど感じられなかった。
法律の条文を見てこのような受け止め方が出来る人は少ない。
これは、泉市長の人権感覚が「筋金入り」であることの証明でもある。
一方で、弁護士法第1条(弁護士の使命) を「美しい条文」と称賛し、弁護士
の使命は「人助け」と「世直し」と受け止め、実践していることも敬服に値する。
農業の傍ら、弁護士を付けずに民事訴訟の被告となったり原告となったり
して、相手方弁護士と応酬することが多いが、弁護士法第一条に規定する
「基本的人権の擁護」や「社会正義の実現」など、「どこ吹く風」とばかり
に「ビジネス最優先」の姿勢に驚かされることが多い。