毎年、春の農作業は「水稲苗作り」から始まる。
その前段として苗を育てるハウスの床を準備しなければならない。
秋に収穫した野菜の残滓をハウスの外の畑で焼却する一方、雑草の残滓は畑で焼却すると
「種を落とす」ことから農道まで運んで焼却した。
暖冬で雪に邪魔されること無く外作業が出来るのは大助かりだが、「ヘソ大根作り」には
災いをもたらしている。
例年であれば、最低気温がマイナス4~5℃になるのに今年はマイナス2℃前後で、しかも
日中の最高気温も高止まりで、「真冬日はゼロ」となっている。
心配された赤カビが発生し、大半を廃棄処分するハメに陥った。
それでも、今年のヘソ大根作りは「小規模」に抑えていたので、被害が少なく済んだのは
幸いだった。