霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

呆れた一関農林振興センター所長 

2020-02-03 19:04:10 | 社会

岩手県の農林水産部長に「伝えて欲しいこと」があって、県の出先組織の一関農林振興センター
をアポ無しで訪問した。

タイミングよく所長が在席していたので面談を求めたが、「民の声を直接聞く耳を持たないお偉い方」
だったようで、女性の主査に代わって対応するよう指示し、上着を椅子にかけたまま席を離れ雲隠れ
してしまった。

対応した主査に「重要な案件なので所長に直接お話ししたい」と再折衝を求めたところ、連絡をとって
くれたが所長は戻って来なかった。


(生産部長は、市内で先進的に農業に取り組む奥様達とベンツ2台に分乗して一泊旅行。
とうほく蘭展が 生まれ変わった「花と緑のココロ博」で購入した花がお土産だった。)

国の農政がらみの各種制度は、農水省、農政局、県、市と多段階を経て農業の現場に伝えられる
ので、時には途中で趣旨が捻じ曲げられてしまうケースもあった。

県は、国と現場の丁度中間に位置し、制度を仕切る立場にないことは勿論のこと、現場と直接対応
する立場でもなく、中途半端な「単なる中継機関」と堕しているためか、緊張感が欠如し、疑問点等
を問い質しても市職員よりもお粗末な回答が返って来ることが多かった。

県は市を指導する立場にあるが、それを期待するのは「木に魚を求める」ようなものとなつている。

それは、現場最前線の職場に居ながら「県民の生の声」に耳を傾けることもなく、ひたすら上だけを
見て暮らす「ヒラメ型人間の存在」と無縁ではないようだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする