霜後桃源記  

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昔の恋人達 その十九 下剋上を期待したが・・・

2020-02-13 18:03:51 | 仲間

チームは12名編成なので、メンバーチェンジ要員は常に確保されていた。
チーム全体の底上げを図る意味からも、ワンポイントでいいから全員に出場機会を与えたかった。

そのため、同じ練習メニューをこなし、チーム練習の場合も控え選手は相手コートに入ったゲーム
形式の練習とした。
その中から頭角を現す選手が出て来るはずだった。

しかし、切磋琢磨の競い合があったのはレギュラーメンバーが固まる5月までぐらいで、その後、
ベンチの子は「控えの席」に安住してしまった。


(バアチャンの愛した福寿草が今年も花を開いた)

練習試合でメンバーチェンジを試みたが、チーム全体がバラバラとなり格下のチームにボロ負け
してしまうこともあった。
その原因は、交代した子ではなく「チーム力の未熟さ」にあったが、私のフォローが行き届かず、
次第にレギュラーメンバーとの「力の差」が目立つようになって行った。

それでも、子供達の上達は早く、一週間でガラリ変化することも多かったので、毎日注意深く
確認したが、最後まで期待した「下剋上」は起きなかった。

「レギュラー中心の練習ではない」と言いつつも、「宿敵に、追いつき追い越せ」という大命題を
抱えてのチーム作りでは、私自身に「気持ちの余裕」が無かったことで、「レギュラー重視の練習」
になり勝ちだったのかもしれない。

指導者として悔やまれることはゴマンとあるが、「ベンチ入りメンバー全員に出場機会を与えられ
なかった」ことが、一番の大きな反省点となっている。
コメント
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