霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

「絶望」は愚か者の結論

2014-02-19 20:45:38 | 野菜
雪に覆われた畑で行った昨日の赤蕪収穫は悲惨だった。
寒い、冷たい、疲れる、汗ばむ、にも関わらず「仕事は遅々として進まず」だった。
最低でも運搬車一台分は収穫したかったが、そこまで我慢が出来なかった。
畑までの徒歩移動で時間をかけた以上は少しでも多く収穫しないと効率が悪いことは
重々承知しつつも途中断念となった。



明日、明後日と予定が入っていたので昨日に引き続き今日も後山の畑に向ったが、
内心は「行きたくない」というのが本音だった。



しかし、昨日の反省を踏まえ今日はやり方を変えてみた。
・小屋に置いてある運搬車は軽トラに積んで「持ち帰る」方式に変更
⇒ 深い雪の農道を運搬車にすがって進めるので徒歩よりも楽にしかも早く畑に着
  くことができた。 
  また、畑との間は一往復だけで済むので移動時間が半減した。



・畑の雪は下側の四分の一は固くなっていたが、スコップで割ると蕪を傷めるため手で
 砕いたが労力も時間も費やし、しかも防寒ゴム手をしていて指が冷たくなって辛かった。
 ⇒ 畝を避けて畝間にスコップを入れて割ると畝の雪も一緒に割れて剥がれることを
   発見した。労力を大幅短縮できただけでなく指が冷たくなることもなかった。
   また、面で雪を除去できるので葉も引き千切ることなく収穫できた。


(赤蕪を積んだままで運搬車を軽トラに載せた)

そんなことで今日は運搬車一台分を目一杯収穫し意気揚揚と家に戻った。


(秋に写した蕪畑。今は丁度写真の真ん中を収穫している)

昔、草刈機を初めて使った時に30分も経たない内に意識が朦朧とするぐらい疲れたことが
あったが「慣れない仕事」というのは得てして「そういうもの」。
それと同じで「ど素人が簡単に結論を出してはいけない」ことを今日また学んだ。
コメント
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