バアチャンは男7人、女2人の9人兄弟のほぼ真ん中に位置していて既に3人の男兄弟は物故している。
健在の兄弟も殆どが後期高齢者の仲間入りをしており、何時お呼びが来てもおかしくない年齢になって
いる。
一昨年の暮れに実家を継いだ次兄が90歳で亡くなった後、間もなくバアチャンが脳梗塞で倒れた。
その後平穏を保っていると思っていたら今月に入って東京在住の弟が逝去し、その数日後に今度は
厳美の弟(K叔父)の突然の訃報が届いた。
K叔父は我が家の東の土手にある2畝ほどの畑を借り、春から秋まで毎日朝の暗い内から家族のため
の野菜作りをしている元気な百姓仲間でもあった。
バアチャンとは実に仲のいい姉弟で、畑の行き帰りに我が家に立ち寄って歓談するのを楽しみにしてい
た。
それはバアチャンが病気に倒れてからも続いていた。
以前から病に伏していた東京の弟の死はバアチャンもある程度は覚悟していたと思われるが、78歳の
K叔父が自分よりも先に逝くなどということは全くの想定外で「寝耳に水」のショックを受けるはず。
そんなことから、寒さ対策で今月末まで施設に入所しているバアチャンにはK叔父のことは伏せて置くこと
にした。
健在の兄弟も殆どが後期高齢者の仲間入りをしており、何時お呼びが来てもおかしくない年齢になって
いる。
一昨年の暮れに実家を継いだ次兄が90歳で亡くなった後、間もなくバアチャンが脳梗塞で倒れた。
その後平穏を保っていると思っていたら今月に入って東京在住の弟が逝去し、その数日後に今度は
厳美の弟(K叔父)の突然の訃報が届いた。
K叔父は我が家の東の土手にある2畝ほどの畑を借り、春から秋まで毎日朝の暗い内から家族のため
の野菜作りをしている元気な百姓仲間でもあった。
バアチャンとは実に仲のいい姉弟で、畑の行き帰りに我が家に立ち寄って歓談するのを楽しみにしてい
た。
それはバアチャンが病気に倒れてからも続いていた。
以前から病に伏していた東京の弟の死はバアチャンもある程度は覚悟していたと思われるが、78歳の
K叔父が自分よりも先に逝くなどということは全くの想定外で「寝耳に水」のショックを受けるはず。
そんなことから、寒さ対策で今月末まで施設に入所しているバアチャンにはK叔父のことは伏せて置くこと
にした。