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霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

「除草機押し」復活

2006-07-14 21:34:24 | 
溝きりのために田んぼの落ち水口を全部開けていたが、これから出穂時期を迎え、稲が水を必要とするので、開けていた水口を閉じるため田んぼを一巡した。
周って見て驚いたのは、すべての田んぼに多少の差はあるもののかなりの雑草が出ていた。とても人手による除草をチマチマやっていたのでは終えられる面積ではない。
人手に較べれば不完全な除草ではあるが、次善の策として、除草機による除草を復活させることに方針変更した。

今日は梅雨の中休み。久しぶりの晴天でうだるような暑さとなった。午後から除草機押しを始めたが、雑草が多いので抵抗も大きく、炎天下での力仕事は結構こたえた。暑さと疲労と滝のように流れる汗、襲ってくる虻との闘い等で何度か頭がフラフラした。
それでなくとも、近所のオバアサンが田んぼで植え直しをしていて亡くなったばかりだ。今度は自分の番か、という不安が頭をよぎった。
「炎天下の除草機押しで溺死」「脱サラの夢、一年持たずに挫折」「立場の弱い婿養子が過労死」等々、一百姓の死亡など記事として取り上げられる筈も無いのに、新聞の見出しまで考えてしまった。

夕方になったら、虻だけではなく蚊まで大勢で攻めて来たので、本日の除草機押しは早々に切り上げた。
二ヶ月近いブランクがあったので、手も感触を忘れてしまったのか、両手には豆ができていた。
でも、仕事の方は、新幹線並に大幅にスピードアップした。



今、我が家の門口はアジサイロードとなっている。
いろいろなアジサイが咲いているが白が一番美しいように思える。
コメント (2)
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