霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

雛の卵

2006-07-12 21:25:21 | 家畜
4月から飼い始めた22羽の鶏の半分以上が卵を産むようになって来た。
朝食後に覗いてみると、四羽が同時に箱に入り卵を産んでいる最中だった。
昼に行って見たら、藁を敷いた木箱の中に、まるで鳥の巣のように綺麗に卵が並んでいた。
バァチャン曰く「これほど癖の無い鶏は珍しい」とのこと。普通は、箱ではなく床に産んだり、箱の中に糞をしたり、卵を突っついて壊す等の不心得者が必ず居るようだ。
今年の雛は順調に成育しており、卵の大きさや色合いも比較的均質で、パックする場合も余計な神経を使わずに済んでいる。



朝夕に餌を与えているが、何時行ってもお腹を空かしているかのように走り寄って来る。
これについてもバァチャン曰く「鶏が欲しがるほど餌を与えたら飼料はいくら有っても足りない」とのこと。
オヤツとしてオバサンが人参や大根等の葉を投げ入れたら、喜んで食べていた。
EMボカシ施した無農薬栽培の野菜なので、美味しくない筈が無い。



卵の販売は餌代等のコストを差し引くと、あまりウマミのある商売ではない。
しかし、自家消費分確保のオマケと考えられるし、野菜等と一緒に毎日出荷できるので、あまり収支率には拘らないことにしている。
そもそも、お客様から「美味しい」と賞賛されている商品を止める訳には行かない。
コメント (4)
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