大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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883)米国がF-16供与を渋る中、仏がミラージュ2000を供与か キーウの航空優勢がかかっている!

2023年02月08日 22時23分46秒 | ウクライナ & ウクライナ軍情勢

ダッソー ミラージュ2000(Dassault Mirage 2000)は、フランスのダッソー社製の軍用機。もとは迎撃戦闘機の要求に基づいて開発され、第4世代ジェット戦闘機としては小型・軽量な戦闘機であるが、改良が続けられた結果、世界的に有名なミラージュ・シリーズ初のマルチロール機となった。フランス空軍の他に、8か国の空軍に採用。
キーウ防衛なら迎撃機のミラージュ2000が、ぴったり。
最大マッハ数:M2.2
参考:ミラージュ2000は、湾岸戦争やリビア内戦で実戦投入され場数を踏んでいる。但し、2022年6月23日をもって1984年から運用されてきたミラージュ2000Cは全機退役となっているので、撃墜されてもなんらダメージには繋がらない。

ウクライナのレズニコフ前国防相は1月31日、パリで仏ルコルニュ国防相との会談後に「どんな支援でも最初は"ノー"の段階を通過するものだ。当初は否定された独製戦車レオパルト2も今では供与を決めた保有国による『戦車連合』ができた。将来の『戦闘機連合』を信じている」と自信を示している。
この会談直後、仏伊共同開発の中距離対空ミサイル「マンバ」のウクライナへの供与が決まった。そして、フランスとウクライナ両国でかなり突っ込んだ話し合いがなされているとみられるのが、フランスの戦闘機供与である。仏マクロン大統領も「ウクライナへの戦闘機提供の可能性は排除していない」と発言。戦車供与でドイツに話題をさらわれたフランスとしてはNATO内での巻き返しを図っていることだろう。
では、フランスから供与される可能性が高い戦闘機は何か? それは仏ダッソー社開発のミラージュ2000だ。米国のF-16と同じように"名機"と評価の高いこの戦闘機はフランスで600機以上が生産され、本国以外ではギリシャ、エジプト、UAE、カタール、インド、台湾、ブラジル、ペルーにも輸出されている。
ウクライナへの供与に関しては、フランスの自国開発、自国生産なので他国の承認は必要ない。昨年初頭時点でフランス空軍はこのミラージュ戦闘機を106機保有していたが、現在、同じくダッソー社が開発した最新鋭のラファール戦闘機への置き換えが進められている(2030年までに完了)。そのため、余剰が出ているのだ。

ただし、機体が供与されてもパイロットの養成は急務となる。ウクライナ空軍のミグなどの戦闘機パイロットでも西側の戦闘機に機種転換するのに数ヵ月かかるのは間違いない。養成のためにフランス本国に派遣されても時間はかかってしまう。ウクライナがそれまでに耐えられるかどうかも含めて時間との戦いになるかもしれない。
ミラージュ2000はさまざまな国で運用されてきた経緯があるので人材にも事欠かない。現に運用国のひとつ、UAE空軍のパイロットの大半はパキスタン人で運営されている。その気になれば発展途上国も含めて世界中から傭兵もしくは義勇兵パイロットが集められる事になりそう。

@一日も早く、パイロットともども送りこんであげて欲しいですね。



イラン 地下空軍基地「イーグル44 オーガブ44」公開!

2023年02月08日 13時06分02秒 | 中東 シリア イラン イラク イエメン UAE サウジ レバノン イスラエル 

イランの地下航空基地を訪問する同軍のアブドルラヒム・ムサビ司令官(右)とモハンマド・バゲリ参謀総長(中央)。

イラン軍は7日、米軍の地中貫通爆弾(バンカーバスター)に耐えられるように設計された地下航空基地を公開した。国営イラン通信(IRNA)が報じた。
IRNAは基地内部の写真と動画を公開し、基地の名称は「オーガブ44(Oghab 44)=イーグル44」だと説明した。オーガブはペルシャ語でワシを意味する。各種の戦闘機や爆撃機、無人機を格納できるという。
基地の正確な位置は明らかにされていないが、「山の地下数百メートルの深部」に設置されたとされ、「米戦略爆撃機による爆撃」にも耐えられるとしている。
IRNAによると、地下航空基地は近年、イラン各地に建設されている。
イランが保有する戦闘機は主に旧ソ連製のミグ(MiG)とスホイ(Sukhoi)だが、中国製の機体もある。このほか、イラン革命前に調達した米国製のF4とF5も保有している。

@北とかイランは、こう言うのが好きですね。鉄壁の守りとでも言うのでしょうか。我が国は、固有の領土と言いながら尖閣に守備隊一つ配備できません。


Perseverance 最新セルフィー撮影 地面にはサンプルを収めた保管容器

2023年02月08日 09時38分07秒 | 宇宙 月、火星、惑星探査 ビッグバン パーサヴィアランス インジェニュイティ

2023年1月24日に公開された火星探査車Perseverance(パーシビアランス)の最新セルフィー。ロボットアームのカメラで撮影した56枚の画像を使って作成されている。
パーシビアランス Perseverance パーサヴィアランス 英語の読み方違い。


(パーシビアランスが岩石などの試料を入れた容器を、火星の地表に配置し始めた。火星の試料を地球に運ぶ構想の一環で、特定の方法がうまくいかない場合のバックアップ用として配置するもの。2段構えなのだ)

こちらはアメリカ航空宇宙局(NASA)の火星探査車「Perseverance(パーシビアランス)」が撮影した最新のセルフィー(自撮り)です。Perseveranceのロボットアーム先端にあるカメラ「WATSON(Wide Angle Topographic Sensor for Operations and eNgineering)」を使って2023年1月20日(ミッション682ソル目※)に撮影された56枚の画像を組み合わせて作成されました。
※…1ソル(Sol)=火星での1太陽日、約24時間40分。

Perseveranceの目の前の地面をよく見ると、1本の白っぽい棒状の物体が落ちています。これはPerseveranceによって採取された火星のサンプルが収められているチューブ状の保管容器で、撮影が行われた日までに9本のチューブが付近一帯の地面に配置されました。

NASAと欧州宇宙機関(ESA)は現在、火星の表面で採取したサンプルを地球に持ち帰る「火星サンプルリターン(Mars Sample Return)」計画を共同で計画・実施しています。この計画は「火星でのサンプル採取」「サンプルの回収と打ち上げ」「サンプルを地球へ輸送」という三段構えのミッションで構成されていて、Perseveranceは第1段階のサンプル採取を担うNASAの火星探査ミッション「Mars 2020(マーズ2020)」の探査車として、2021年2月に火星のジェゼロ・クレーターに着陸しました。
Perseveranceが採取したサンプルは、NASAが担当する第2段階「サンプルの回収と打ち上げ」のミッションで回収され、小型ロケットを使って火星の周回軌道へ打ち上げられます。軌道上には第3段階「サンプルを地球へ輸送」のミッションを担当するESAの探査機が待ち構えていて、小型ロケットから放出されたサンプル入りのコンテナをキャッチし、回収カプセルに収容した上で地球に運ばれる予定です。

参考:NASAの資料などによると、NASAと欧州宇宙機関(ESA)は、火星の試料を地球に運ぶ「MSR(マーズ・サンプル・リターン)」を推進している。まずパーシビアランスが試料を採取して多数の容器に詰め、機内に保管。火星にやって来るNASAの着陸機「SRL(サンプル・リトリーバル・ランダー)」に試料を引き渡し、SRLに搭載した小型ロケットで打ち上げる。火星上空でESAの「ERO(アース・リターン・オービター)」が試料を捕獲して地球に届ける。SRLは2028年、EROは27年に打ち上げ、試料は地球に33年に届くという。
もしパーシビアランスがSRLに試料容器を渡せない場合はバックアップの方法として、SRLが搭載する2機の小型ヘリコプターが、予めパーシビアランスが地表に配置していた試料容器を回収する。パーシビアランスは先月21日、この試料の配置を始めた。「ジェゼロクレーター」で昨年1月に採取した火成岩を入れた容器を、機体から投下した。これを皮切りに、1~2カ月かけて10個を置く。置き場所は、ヘリコプターが回収しやすいよう綿密に工夫されている。
容器は長さ15センチなどの細長い円筒状で、主にチタンでできている。計43個のうち38個は地表の岩石や砂、大気の試料を採取できるよう、残る5個は地球から運んでしまった不純物などを把握するよう、それぞれ準備された。パーシビアランスは2021年8月から試料を採取し、容器に封入している。43個のうち21個が封入済みという。

サービス開始 2021年2月19日(日本時間)消費電力 110 W
火星探査車”パーシビアランス”の動力は原子力!

@10年後、無事に回収できる日を楽しみに待ちましょう。