大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

当ブログは金銭目的ではなく、飽くまでも個人的な主義主張(思想や言論の自由)を表現する場として開設しています。悪しからず!

米、フィリピンでの基地利用を拡大へ シナに対抗!

2023年02月02日 22時08分30秒 | アジア フィリピン タイ マレーシア ベトナム インドネシア シンガポール
オースティン米国防長官は2日、フィリピンの首都マニラを訪問した。これに合わせ、米軍がフィリピンで利用できる基地を4カ所増やすとの合意が発表された。南シナ海の南東部、台湾に近い地域で足がかりを強化する形となる。
また、既に2014年締結の「防衛協力強化協定(EDCA)」の適用対象となっている5基地でのプロジェクトがほぼ完了したことも発表された。
EDCAの下、米国は特定の基地に軍を巡回駐留させたり、両国の使用する施設を建設したりことが認められている。
共同声明では「ECDAは米フィリピン同盟の柱であり、両軍の合同訓練や演習、相互運用性を支えるものだ。ECDAの拡充は我々の同盟を一段と強力で強じんなものとし、我々の統合した軍事力の近代化を加速させるだろう」としている。
米軍が新たに利用できるようになる基地の場所については明らかにされていない。
複数の米国防当局者は今週、取材に対し、米政府は中国を念頭にフィリピンの基地の利用拡大を求める方針だと明らかにしていた。インド太平洋地域で進められている戦力態勢見直しの一環となる。
米国はこのところ、インド太平洋地域での動きを活発化しており、前日はインドとの間で防衛技術を共有する計画を発表。今月には日本の島しょ部に米海兵隊の新部隊を配備する計画も明らかにした。
さらに先週、海兵隊は米領グアムに新基地「キャンプ・ブラズ」を正式開設した。海兵隊の基地が新たに開設されるのは70年ぶりで、5000人の海兵隊員が配備される見通しとなっている。

@いいですね。やっと安心できる政権が誕生しました。ここでも何度も書いてきましたが、親中というか金に弱いドゥテルテは、自ら習近平に擦り寄り、金を要求して米国を裏切りました。金に困っていないボンボンマルコスの出現で、少しは元に戻った感じですが、昨今、日本のメディアを賑わせている特殊詐欺グループが、マニラの入管施設を支配下に置き悪の限りを尽くしていたようですが、これがフィリピン社会の実情であり、ドゥテルテを大統領に選んだ国民の刹那的生き方の表れです。330年スペインに支配され、そのスペインを追い出した米国に又半世紀近く支配され続ければ、夢も希望も持てないこんな生き方になるものです。
来週ボンボンマルコスが訪日しますが、これ以上習近平に勝手をさせない為にも、日米比台で南シナ海やアジア太平洋の権益を守り、安全航行が脅かされないよう日比間の友好関係を更に深化させ絆を深めていきたいものです。


DARPA  超音速ミサイルHAWC マッハ5を超える4回目の試験飛行に成功!

2023年02月02日 13時15分20秒 | 米軍 米軍との合同演習

極超音速機「Hypersonic Air-breathing Weapon Concept(HAWC)

米国防高等研究計画局(DARPA)の極超音速機「Hypersonic Air-breathing Weapon Concept(HAWC)」が4回目の試験飛行に成功し、プログラムを終了させた。
HAWCの特徴は、空気呼吸燃焼機関となる「スクラムジェットエンジン」の搭載だ。スクラムジェットエンジンでは内部を空気が超音速で移動することで、タービンを使わずに空気を圧縮。他のタイプのジェットエンジンよりも効率的に動作し、また重量を減らすことができる。
2023年1月に実施された今回の試験飛行では、HAWCは「B-52」から展開され、ロケットブースターによりスクラムジェットエンジンが点火する速度に到達。DARPAによれば、飛行距離は556km、高度18.3kmに到達したという。
DARPAは4回の飛行テストで集めたデータを、新しいプログラム「More Opportunities with HAWC(MOHAWC)」で使用。将来的には米空軍向けに極超音速試験機を製造し、飛行させる予定だ。

@ロシアには一歩も二歩も後れを取ったハイパーソニックミサイルですが、並びそうでね。抑止力という意味でも、我が国もぜひ後に続いて次期主力戦闘機F-3同様、開発に勤しんで欲しいものです。


「地球とほぼ同じ大きさ」の太陽系外惑星──ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で観測!

2023年02月02日 08時56分52秒 | 宇宙 月、火星、惑星探査 ビッグバン パーサヴィアランス インジェニュイティ

太陽系外惑星「LHS 475 b」(手前)が、赤色矮星「LHS475」(上)を公転する。


はちぶんぎ座 カメレオン座と同じ真南方向です。

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の観測で初めて、太陽以外の恒星を公転する「系外惑星」が確認された......
2021年12月に打ち上げられたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の観測で初めて、太陽以外の恒星を公転する「系外惑星」が確認された。2023年1月11日、アメリカ天文学会(AAS)第241回会合でその研究成果が発表されている。
この系外惑星「LHS475b」は、41光年先のはちぶんぎ座にある赤色矮星「LHS475」を約2日周期で公転している。その半径は地球の0.99倍で、地球とほぼ同じ大きさだ。
★「この惑星がそこに存在することは間違いない」
2018年4月に打ち上げられたアメリカ航空宇宙局(NASA)のトランジット系外惑星探索衛星(TESS)でその存在はすでに示唆されていた。その後、米ジョンズ・ホプキンス大学応用物理研究所(APL)の研究チームがジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の観測対象として「LHS475」系を選定した。
研究チームは2022年8月31日と9月4日にジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の近赤外線分光器(NIRSpec)で「LHS475b」が主星「LHS475」の手前を横切る「トランジット」を計2回観測した。
研究論文の筆頭著者でジョンズ・ホプキンス大学応用物理研究所のジェイコブ・ルスティヒ-イェーガー研究員は「この惑星がそこに存在することは間違いない。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の観測データがそれを証明している」とコメントしている。

★ メタンの大気は存在しないが二酸化炭素は...?
研究チームは透過スペクトルを分析し、「LHS475b」の大気について解明しようと試みたが、大気の存在を確定的に結論づけるまでには至らなかった。土星の衛星「タイタン」のようなメタンが多く含まれる厚い大気は存在しないと考えられる一方、検出されづらい二酸化炭素でその大気が組成されている可能性は否定できない。
今回の観測では「LHS475b」の平衡温度が華氏586度(摂氏約308度)で、地球よりも高いことも明らかとなった。もし雲が検出されれば、「LHS475b」は、二酸化炭素の大気があり、常に厚い雲に覆われる金星と似ている可能性もある。
NASAの天体物理学部門のディレクターを務めるマーク・クランピン博士は、今回の観測結果について「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による岩石惑星の大気の研究の可能性を大いにひらくものだ」と高く評価した。研究チームでは2023年夏の観測で追加のデータを取得する計画だ。

@宇宙を共有する我々地球人の持つ5%の知識で、95%の未知に挑戦するのは時間もかかるが金もかかる。それでも一つ一つ解明していこう。我々がこの宇宙に誕生した理由と必然に、必ず辿り着く。

869)T-14 vs レオパルト2  

2023年02月02日 02時06分52秒 | ウクライナ & ウクライナ軍情勢
現代戦車の戦闘力を測るには、「走」「攻」「守」の他に「IT」という要素が加わります。T-14は「戦術データ統一指揮統制システム(ESU-TZ)」の端末になる「戦車情報指揮システム(TITU)」を最初から装備しています。
これは、戦車間での目標情報共有、砲兵部隊などへの目標情報伝達と射撃要請、指揮機関との情報共有が可能とされます。その明らかになっている情報は少ないのですが、2009(平成21)年から開発が開始されたものの順調ではなく、2018年末にようやく軍の要件を満たしたとされています。「レオパルト2」にもITは付加されているものの、車体の基本設計は古く、後付けとなっているため電力容量など不利な面もあります。
「走」「攻」「守」+「IT」のスペックだけ比較すると、T-14は「レオパルト2」よりも優れています。20世紀と21世紀という登場時期を考えれば当然です。しかしT-14がウクライナに投入されて、「レオパルト2」をはじめ西側戦車に対抗してゲームチェンジャーになることは期待薄です。
というのも、実はまだT-14は本格生産にも入っていないのです。
その宇宙船のようなデジタル機器、多くのセンサーやカメラ類が、戦場の過酷な環境で期待通り作動するのか信頼性もありません。前述した19日のイギリス国防省発表でも、ロシア軍のほかの戦車よりも大きく重く、兵站面が課題で「仮に配備されたとしても、プロパガンダのために使うのが第一の目的だろう」と指摘しています。対する「レオパルト2」は、各国で2000両以上が配備され、信頼性と兵站の安定性には定評があります。
T-14は従来コンセプトを変革したチャレンジャーですが、ゲームチェンジャーにはなりそうにありません。T-14や「レオパルト2」の関与はともかく、春から夏にかけて戦局は動きそうな気配です。

@さて、ゲームチェンジャーになりうるのは、M1エイブラムスか、レオパルド2か、チャレンジャー2か、T-14アルマータか?