西アフリカ・マリで6日、遊牧民トゥアレグ人の反政府武装勢力「アザワド解放国民運動(MNLA)」が、ホームページで北部の独立を宣言した。MNLAはホームページに掲載した声明で、独立国家の承認を国際社会に対して即時に求めるとした。声明の発信地は北部の要衝都市ガオとなっている。MNLAは、3月22日に同国南部の首都バマコで大統領府に攻撃を仕掛けた軍兵士らによるクーデターが発生して以降、ガオや世界遺産の都市トンブクトゥなど北部の主要都市を制圧していた。同勢力は、国際武装組織アルカイダとつながりを持つイスラム過激派組織から支援を受けているとされている。一方、フランスのロンゲ国防相は6日、同勢力の独立国家を認めないと方針を発表。ロイターに対し「アフリカ諸国に承認されていない一方的な独立宣言は、何の意味も持たない」と述べた。
@いきさつは以前書きましたのでそちらを参照してください。リビアの政変がマリ国内の政変や、分離独立に大きく影響を与えているという事です。但しマリのクーデターを国際社会が承認するまで、トゥアレグ族の独立が認められることもないでしょう。
@いきさつは以前書きましたのでそちらを参照してください。リビアの政変がマリ国内の政変や、分離独立に大きく影響を与えているという事です。但しマリのクーデターを国際社会が承認するまで、トゥアレグ族の独立が認められることもないでしょう。