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故・金日成主席の生誕100年を控え、北朝鮮の「実用衛星」打ち上げに向けた宣伝ポスターが、相次いでお目見えしている。平和目的だとして打ち上げを正当化するデザインのものや、打ち上げに反対する米国を犬に例えて「犬は吠えても行列は進む」といったスローガンを掲げたものも。朝鮮半島では、犬という単語は軽蔑を示す際に使われることもあり、かなり刺激的なメッセージだ。
そんな中、金明星3号の打ち上げをアピールするポスターの存在が明らかになった。現時点で確認されているのは2種類。ひとつが、ハトを背景に北朝鮮の国旗入りのロケットがデザインしたもので、「我々のミサイル計画は、世界の平和と安全の保証だ!」とのスローガンも並んでいる。衛星は平和利用が目的だと主張する狙いがあるとみられるが、どういう訳か「ミサイル」という単語も確認できる。
もうひとつが、「統一強盛大国」という文字が入った機関車が力強く走るのを前に、星条旗がデザインされた服を着せられた犬がほえている、というもの。掲げられたスローガンは、「犬は吠えても行列は進む」。米国の反発をはねのけ、打ち上げを通じて「強盛大国」に突き進む様子をアピールしたいようだ。また、朝鮮半島では「犬ほどのものにもなれない奴」といったように、犬は侮蔑の対象として例えられることがある。このことから、ポスターは米国を激しく侮辱しているともとれる。
@孫正義のソフトバンクがCMでお父さんの代わりに犬を使っている意味がお分かりでしょうか。とんだところでボロがでてしまいましたね。ケ セッキ