周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

4月30日―5月6日

2006年05月06日 | 日記・エッセイ・コラム

30(日) 横田夫妻がブッシュに会った。我が娘かわいさは分かる。しかし娘や息子を取りもどそうとしているのは北朝鮮に拉致された親だけやない。ましてやブッシュなんかに頼むのは暴力団に相談するようなもんや。日本政府のタカ派に利用されているこの夫婦が不憫でならない。

5/1(月) 在日米軍編成を日米政府間で決めた。住民がどれだけ反対をしても岩国基地は拡張されるってことや。もちろん予測はしていたが、こんなに事が早いとは国民もバカにされたもんやな。おそらくこういう傍若無人な行為をされても、黙って従わせるのが愛国心教育なんやろ。

2(火) 中島らも原作の映画『寝ずの番』を広島まで観に行く。同行者は保男と旬と大島教会の友希。下ネタのオンパレードゆえ、牧師に薦められたとなりゃ驚かれそうやが、村田に薦められたと言えばそれなりに納得するやろ。5/20より[MOVIX周南]でも上映されます。ぜひご覧あれ。

3(水) 憲法記念日。周南総合庁舎に『日本国憲法』という映画を観に行った。知らんかったことだらけ。アメリカは世界130数カ国に700以上の基地を置いているって。世界を守る「警察」やから当然ってことか?ヤクザが勝手に用心棒を名乗って金をせびる構図やな。さすが暴力団。

4(木) 娘の出産で留守をするので手伝いに行く間、面倒をみてほしい…とワンちゃんを1カ月ほどあずかることになった。子どもらは大喜び。しかし!犬にとっては青天の霹靂(ヘキレキ)。さみしいのか不安なのか、これがまあよく吠えてくれる。どれくらいよく吠えてくれるかというと

5(金) 夜中は30分おきにワンころワンころ、時折クーンクーンを折りまぜて(中庭はまた、よう反響するんや)僕が朝まで眠れず、そのまま山口までフラフラで運転しなくてはいけないくらい吠えてくれた。犬も牧師も不憫だと思うなら、どなたか良い対応策を教えてくれまへんか?

6(土) 俳句の春の季語に「亀鳴く」というのがある。歌人、藤原為家の歌が始まりらしい。春。恋の季節。鳴かない亀でも鳴き出すという歌。亀の声は聞けずとも、また今夜、犬と牧師の鳴き(泣き)声が亀の里にこだますのか。『川越のをちの田中の夕闇に何ぞと聞けば亀の鳴くなる』