周防教会・牧会ジャーナル

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10月31日―11月8日

2008年11月09日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo 君は~今日から~妻と言う名の僕の恋人~♪は1967年にデューク・エイセスが歌った「フェニックス・ハネムーン」。16の時に宮崎のバスガイドから教わって「僕もいつかは…」と憧れた曲。写真の道路を走りながら思わず口ずさんで歌った。が…後でよく調べたら、この背の高い街路樹はフェニックスじゃなくてワシントンヤシやった。

10/31(金) 教会のY夫婦の里帰りで宮崎へ。車椅子を積んで送り迎えのドライバーをするだけで後は6日までフリー。夕方二人を投げ降ろして、さあ一人旅や!南九州は33年前に高校の修学旅行で来て以来。最初の目的地は青島や。 うひゃひゃひゃ…やで。

11/1(土) 青島には来たはずやのに何の記憶も無い。33年前、景色よりもどうせ宮崎の女の子ばかりに見とれてたんやろ。今夜の寝場所に選んだのは都井岬。携帯コンロで湯を沸かしコーヒーをすする。 野生の馬に囲まれての車中泊。どひゃひゃひゃ…やで。

2(日) えびの高原は小雨にもかかわらず観光客で大混雑。平日に遊ぶヤクザな牧師と違い、カタギの衆はこんな休日を送っているんやな。ここでの車中泊は寒くて無理。あちこち探し一軒だけ見つけたのは霧島の鬼婆の宿やった。礼拝サボったバチやで。

3(月) 宿の婆ちゃんらは今にも包丁を研ぎそうに見えたが、飯と風呂は絶賛もんやった。南下し桜島へ。来たはずやのに何の記憶も無い。どうせ鹿児島の女の子ばかりに見とれてたんやろ。桜島も篤姫館も知覧も人人人。今夜の指宿の空き地は虫虫虫。

4(火) 虫虫ならぬ蒸し蒸しの指宿名物「砂蒸し風呂」に入る。傍から見るとまるで墓地や。さて今日は志布志教会へ。横山牧師夫婦が鍋で歓迎して下さる。信徒の白蓋(シラフタ)さんと松崎さんも来て下さってありがとう!大満足やったが…寝室は最低やな。

5(水) 横山牧師と宮崎の飫肥(オビ)教会へ。ここの橋本祐樹牧師は2004年の夏期実習生。何を頼んでも「無理っす」と断っていたのに、まあ立派に成長して。パパは嬉しいぞ。でも最低の日用品くらいは揃えておけよな。ヤカンとか、風呂の洗面器とか。

6(木) 橋本&横山夫妻が宮崎まで見送りに来て下さった。本当に嬉しい限りやが、田舎の人ってなんでこんなにヒマなんやろなあ。さて夢のような時間があっと言う間に過ぎて、再びY夫婦を乗せて帰路へ。夢を見そうなくらいに眠い目をこすって山口へ。

7(金) 昨日から調子が悪かったがやっぱり下痢をした。橋本牧師におごってもらったチキン南蛮かなあ。橋本牧師が作った朝食のハムエッグかなあ。橋本牧師から何かうつされたんかなあ。いずれにせよ僕は君を裁かない。でも洗面器は買っとけよ。

8(土) 雨と雨との間をついての墓地掃除。「行きたい」というKさんを「だ~め」と断る。ただですら険しい崖道、ましてや今日は足元が悪い。足を傷めているKさんと心中するのはごめんやで。この墓地へは、どうぞお亡くなりになられてからゆっくりお行き。