魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

H7N9

2013年04月15日 | 日記・エッセイ・コラム

中国で鳥インフルエンザが広がっている。
中国政府は、人から人への感染はないと言っているが、それにしては多すぎる。一方、反日青年は、日本の仕業だと言っているそうだ。

魚、豚、牛、鳥・・・何であれ、命を工業製品のように「加工」しようとすれば、命からの逆襲が始まる。

人間が肉を食べるには、本来、野生動物の命を「神様に頂いて」食べるものだ。
さもなくば、全く逆に、iPS細胞のように、意思を持たない生命を食用に開発すべきだろう。(広い意味では、意思がないとは言えないが)

工業製品を作るように、動物を効率よく飼育しようとするのは、産業革命パラダイムで、人類の生命感覚が麻痺しているからだ。
産業革命以来、人間も画一的に小屋で教育し、病院という工場で病気を修理するものになった。

これを当たり前だと思って生活している人類は、産業革命の家畜だ。
すでに、BSEや、鳥インフルエンザより、遥かに大きな病に冒されているのかも知れない。。

鳥や牛が、自分ではワケを知らずに死ぬように、人類も、やはり、ワケを知らずに亡ぶのだろうか。
一瞬にして亡んだ恐竜のように、絶滅のタネは繁栄そのものの中にある。