魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

何の役だ

2013年04月12日 | 話の畑

明け方、自分の寝言で目が覚めた。
どんな夢だったか、今説明しようとすると、もうあまり定かではない。

長年やってないが、誘われて、ご近所のお宅で麻雀をしていた。
対面に座っているのは、その家のご主人の80代の元大学教授。上家がいつもワケの解らないことを言い出す叔父。下家にいるのが初対面の40代の経営者、長塚京三を若くしたような色白の男前だ。本当は石濱朗に似ているが、近頃の人は知らないだろう。

元教授は自宅だから着流しでくつろいでいる。ドテラだったかも知れない。男前の経営者は上着を脱いでワイシャツのネクタイを緩めている。叔父はいつものジャージだ。

局は終盤。対面が序盤で「白」を二枚切っているので、「白」を切ったら、二巡目で、また「白」が来た。4枚目の「白」を切ると、対面が
「あ、それだ。さっきのにしようと思ったんだけど、これで終わりだからね」と、倒した。

「えーっ?、何の手ですか?」と、のぞき込むと半分ぐらいがマンズで、後はバラバラの、不可解な組合せだ。
「うわっ三倍役満だ」と、長塚京三が叫ぶ。「今日はもう終わりだな」と、更に騒ぎ立てる。

「あの、これは何の役ですか?」と、何度も聞くのだが、場の雰囲気は盛り上がっていて、当たり前のことに説明の必要は無いだろうの空気だ。
それでも、何度も聞くものだから、いつの間にか対面にいる長塚京三が、急に真顔になって
「三倍役満を知らないの、とぼけちゃいけませんよ、支払を逃れるのに、そんな言いがかりは通用しませんよ」と、言いながらまた笑い出す。

「いや、そうじゃないんです。ただ、これは何という役なのか教えて下さいよ」
「この手で、白が出たら上がりに決まっているじゃない」
「だから、何という役なんですか?」

問答をしていると、横から叔父が
「お前は、相変わらず往生際が悪いな。ルールに従えないんなら、始めから参加するな」と叱る。

「だから、何という役か聞いているんじゃないか!!!

・・・と、叫んで目が覚めた。

一体、何の夢だったんだろう ???

どうも、中韓の反日記事を読み過ぎたらしい。