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2024年07月28日 | 日記・エッセイ・コラム

サッカーダイジェストWEBの7月26日に
「日本の時代は終わった」と過去発言の中国ご意見番が大岩ジャパンの大勝で叩かれる!「国民を惑わした」「ばかばかしい。彼は無知で傲慢だ」
・・・という見出しの記事があった。

何のことかと目を通すと、サッカー評論家の認識をボロクソに叩いている中国記事の紹介だが、何のことはない、その原文はサッカーに擬して明らかに韜光養晦の立場から、習近平政権の認識と思考を叩いている。
一言も政権のことには触れていないが、これほど明確な、怒りの批判はない。
独裁政権下では、よく、スポーツ記者が政治批判をする事がある。これもその好例として面白いが、原文は解らないし、WEB上の記事は消えたり探せなくなったりするので、全文コピーさせて貰った。(以下、編集者の解説を省略)

●サッカーダイジェストWEB 7月26日
中国のポータルサイト『捜狐』から・・・

国民を惑わす!
日本のオリンピック代表はパラグアイに5-0。
ある著名なコメンテーターは『日韓サッカーは終わった』と断言していた
・・・
本当に日本サッカーは終わったのか? 五輪世代の主力選手が多く欠場し、オーバーエイジがいないとしても、日本はパリ五輪初戦で南米王者を5-0で破った。日本サッカー界の人材の爆発的な成長はうらやましい。しかし、ほんの数か月前には、日本と韓国のサッカーの発展は終わったと強く信じている人もいた。この人物こそ、かの有名なコメンテーターのドン・ルー氏だ
・・・
今年4月にU-14中国代表が強化試合で、4試合で47得点を挙げて連勝を飾った。ドン・ルー氏は、韓国とともに日本のサッカーは終わりを迎えたと信じており、この良いニュースについての個人的な感情をファンと共有することに非常に興奮していた。結論が正しいかどうかは別として、わずか数試合の強化試合に基づいて、彼が性急にこのような奇妙な結論に達することはまったく受け入れらない
・・・
日本サッカーはドン・ルーの言葉通りになるどころか、今回のオリンピックでも輝きを放った。主力選手が多く欠場した中、パラグアイになんと5得点で勝利した。パラグアイは選手が1人減っていたが、11人対11人でも3-0で勝てただろう。五輪代表がこの大勝利を収めた経緯を見れば、日本サッカーの底力がわかるだろう。彼らは今回のオリンピックでオーバーエイジ選手がいない唯一のチームだ。逆にパラグアイにはオーバーエイジがいる
・・・
オーバーエイジがいないだけでなく、五輪世代の選手には、松木玖生、鈴木彩艶、久保建英など出場登録をしていない選手も多くいる。さらにチームの主力DFの半田陸も大会開始前に負傷で離脱した
・・・
つまり、オーバーエイジ3人と五輪世代の4人を差し引くと、パラグアイを破った日本代表は、せいぜい準主力と呼ぶのがやっとということになる。それでも南米王者相手に5ゴールを奪うことができたのだ。これを見て、ドン・ルー氏は少しは恥ずかしいと感じただろうか
・・・
『日本サッカーは終わった』という結論を急ぐことは、恣意的なものであるだけでなく、多くの人々に非常に誤解を招くものだ。やみくもに自分を誇張しても、自分自身を向上させることはできず、自己満足という誤解に陥る可能性がある
・・・
故意に対戦相手を軽視すると、自分の野心を高められないだけでなく、方向性やモチベーションを失うことになる。このような怪物的な話は、実際に後を絶たないトラブルを引き起こしている。ほんの数回の準備試合から性急に結論を出すのは本当にばかばかしい。彼はサッカーに無知なだけでなく、傲慢だ

●サッカーダイジェストWebより

サッカーの評論一つに、ここまで大上段に批判することも無いだろう


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