昨日、書いてる途中のやつを間違ってブログ投稿してしまってた(汗
訂正版↓
先週、大阪市立工芸高校本館ツアーがあると教えて頂いたので訪れてきた。
この学校の卒業生の方々によるガイドツアーに参加。
大正13年に建てられた建物は、ドイツのマチルダの丘にあるオルブリッヒが設計した建築物を元にしてると考えられてるそう。
見学は中庭から。
L字型の校舎に囲まれた中庭。
L字の角には時計塔が見え、ヨーロッパの雰囲気が漂う。
屋根はマンサード屋根に。
耐震工事が行われた際に耐震壁が作られたが、窓をつぶすと外観保存にならないということで
窓はそのまま残されている。
白く見える窓のところに耐震壁が入れられているのだとか。
壁には日本のおめでたいモチーフの亀甲紋とアカンサス模様の入った装飾
外壁のれんがは縦横交互に積まれたイギリス積みに。
中庭にあるモザイク画はバウハウスで考案された積み木をモチーフにしてるのだとか。
卒業生、淀井敏夫制作の「夏の海」という作品。
玄関ホールへ。
正面玄関には曲線、直線を多数使ったユーゲントシュティール様式のデザインが各所に見られる。
照明のデザインも斬新
玄関扉上部の唐草模様。
ゆるく弧を描く玄関ホールの階段
玄関ホールに敷かれたタイルは角の部分も細かい細工がされていた。
見学の後、偶然このツアーで会った建築講座メンバーの方々と食事し、この辺りのおすすめスポットを案内してもらう。
廃業された元銭湯の煙突。
廃銭湯、天明湯
入口の暖簾は中で掛かったままで、つい最近閉められたかのようだったが廃業されたのは2015年のようだった。
銭湯に隣接して美容室の建物も
建物の角に付くサインポールが可愛い。
ミミズの這ったようなラインが入ったミミズタイル
タイル貼の玄関柱、アーチのある玄関ポーチが見える。
そのアーチの中にあった丸窓、そしてステンドグラスも!
海の上を行く帆船が描かれてた。
素敵だなあ。
片流れ屋根のこの洋館、すごいなあ。
1階には大き目の半円形の窓、2階には木で隠れてしまってるけど、バルコニーやこちらにも雰囲気のある窓がついてた。
玄関扉周りはタイルに囲まれいる。
そのお向かいのお家。
玄関扉横にこんなモザイクタイル貼コーナーがあってかわいかった。
この後は用事のあった私は駅へ向かったが、見学ツアーの他に思いがけず付近の見どころを案内して頂けた
ミニツアーも楽しかったな。