m's diary

日々の暮らし、旅、建築巡り、クラフト、など気ままに・・

福井の旅2009【朽木の近代建築】

2009-07-31 | 福井の旅2009
熊川宿から帰りの若狭街道で他にも宿場町や見どころがないか?聞いてみたところ頂いたパンフレットの中で目をひいてしまった朽木にある登録有形文化財の丸八百貨店の建物。
これをぜひ見てみたいなあ~と最後にちょっと朽木に寄っていくことにしてもらった。




昭和8年に百貨店として開業した丸八百貨店は、戦後は菓子や日常雑貨などを扱う村のよろずやとして地域の人々の生活にかかせない店だったそう。





現在、建物は旧朽木村が所有、地元有志の女性の方々が管理されていて、無料休憩所兼喫茶店になっていた。
中へ入ると冷たいお茶を出して頂き、いろいろとお話も聞かせていただいた。
この近くにヴォーリズの設計ではないかと言われている旧郵便局もあるとお聞きしたので後で行ってみることに。

















街路のかたわらに見られる用水路は江戸時代の始めに整備されたと言われている。
日常は種々の洗い物をするのに用いられ、夏は道路に打ち水、冬には除雪をとかすために
利用されたそう。






煉瓦造りの分水塔で、立樋といわれるもの。
サイホンを利用して各家庭に送水している。






丸八百貨店のおばちゃんに、教えてもらったヴォーリズが建てたものではないか、と言われてる旧郵便局。
ちょうどさっき車で前を通った時、気になっていた建物だった。





扉に貼られていたものには昭和13年にヴォーリズ設計であると伝えられ永く村人たちに親しまれてきた、とのことが記されていた。


この後は道の駅 朽木新本陣へ立ち寄り、帰途へついた。
長かった2泊3日の福井の旅もようやく終わった~


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福井の旅2009【鯖街道・熊川宿】

2009-07-30 | 福井の旅2009


福井の旅もいよいよ終盤。
帰りは鯖街道の中でも最も盛んに利用されたという若狭街道を通り熊川宿へ立ち寄って帰ることに。

そして小浜で焼き鯖を買って帰ろうと小浜いづみ商店街へやってきた。
商店街の中のこのプレートが鯖街道の起点となる。





起点の近くにあるお店「朽木屋」は創業200年以上鯖だけを扱う専門店。
名物焼き鯖が店先にずらりと並ぶ。
ここで焼き鯖を購入。





熊川宿へやってきた。宿場町の面影を残す町並みを皆で散策。





昭和15年に建築されたかつての熊川村役場だった建物。
現在は資料館になっている。





宿場町に沿って流れる用水路の水が涼しげ。





ベンガラ格子が美しい旧問屋の菱屋。









虫籠窓がある厨子二階をもつ町屋の洋品店。





水車のように回る「芋車」と呼ばれるもの。
里芋を入れておくときれいに皮がむけるのだとか。






















お昼に焼き鯖寿司を食べたかったのにお目当てのお店は休みの上、どこも売り切れ;
仕方なく道の駅にやってきたが・・ここも鯖寿司しかなかった~

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福井の旅【ちくわ作り体験・箸とぎ体験】

2009-07-29 | 福井の旅2009


旅先での体験教室(そば打ちや陶芸などなど)って、遠くまでやってきて、わざわざそこで時間掛けてしなくても地元でもできるんじゃあ?とつい思ってしまう私なので今まで敬遠しがちだったが、今回の旅では短時間で手軽にできる福井ならではの体験を二つしてきた。

息子が手に持つのは重さ当てクイズの鯛のかまぼこ。





まずは敦賀の「小牧かまぼこ」で焼きちくわ体験を。
この日は夏休みキャンペーンで体験料が500円→300円になっててラッキー。
他にも時間をかければ、細工かまぼこや板付きかまぼこの体験もあり。





職人さんのあざやかな実演を見た後、魚のすりみを大きなまな板の上に乗せてもらい、職人さんに作り方を指導してもらった。





すり身を特殊な包丁を使ってちくわの幅に平らに伸ばす。
はみ出たところは包丁ですくって上に乗せ、さらに均して形を整える。





最後に竹の棒を少しづつ回しながらすり身を巻きつけていく。





そして完成!





後はできあがったちくわを焼いてもらう。
この間売店でかまぼこなどの試食、買い物などを。





こんがり焼きあがったちくわ。
焼きたてはやわらかく美味しかった!





小浜では「箸のふるさと館」へ。
店内には3000種類の若狭塗箸が展示即売されている。





ここでは箸とぎ体験ができる。
大人300円、小学生200円。
あらかじめ貝や卵殻を塗付され、その上から漆が塗り重ねられた箸が用意されていてその中から好きな色、長さの箸を選ぶ。





選んだ箸を機械で研磨して自分ならではの模様を出していく。









十人十色のさまざまな模様の箸が出来上がった。





これらのお箸は食卓で現在愛用中。

どちらの体験も30分以内でできるお手軽体験で、子供たちも興味津々でチャレンジしてた。


小牧かまぼこ体験→HP

お箸のふるさと館→HP

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福井の旅【敦賀の近代建築】

2009-07-28 | 福井の旅2009


建築巡りは控えようと思いつつ・・敦賀でも数軒近代建築を見ることができるチャンスがあった。
まず、道を間違えて偶然見ることができたランプ小屋。煉瓦造りで当時、燃料等を保管していた。大正7年築。




そして、観光パンフレットがもらえるからちょっと寄って行こう、という口実で?寄ってもらった旧敦賀港駅舎。
敦賀港から日本海を渡り、シベリア鉄道経由でヨーロッパと結ばれていた「欧亜国際連絡列車」の発着駅舎を復元したもの。





当時、日本からヨーロッパへはインド洋周りでは1ヶ月もかかったが、シベリア経由では東京~パリ間を17日で結んだそう。





現在館内は敦賀鉄道資料館になっている。









更に旧駅舎のすぐ近くにある赤煉瓦倉庫へ走って見に行った。
明治38年に外国人技師によって建てられた当時は石油貯蔵庫として使われ、数年前までは昆布貯蔵庫としても使用されていたそう。













そして敦賀市立博物館へは子供たちが「アクアトム」で遊んでいる間、ひとっ走り行ってきた。
敦賀市立博物館は昭和2年築の旧大和田銀行本店の建物で、当時大陸や西欧への玄関口として栄え「東洋の波止場」と唄われた港町敦賀を象徴するかのような豪華な建物。













建物のいたるところに大理石が使用され、北陸では初めてエレベーターが設置されたという。





当時、1階には銀行業務室、地下にはレストラン、2階には迎賓施設、そして3階は公会堂として町民に開放されていたそう。
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福井の旅【子供向け原子力関連施設】

2009-07-27 | 福井の旅2009


福井県には13基の原子力発電所が運転中で、そこで作られた電気の大部分が関西方面へ送られているという。
関西で使われる電気の約半分を福井県の原子力発電所が支えているのだそう。

福井には電気やエネルギー、環境などを遊びながら学習できる無料の子供向けの施設がいくつかあり、敦賀にあるそのうちの二つの施設へ訪れた。





「海とエネルギーの科学館アクアトム」は最先端の科学について学べる海とエネルギーの科学館。





ゲーム感覚でさまざまな体験ができるコーナー





もう一軒訪れた「福井原子力センターあっとほうむ」
こちらもゲーム・クイズ・映像が楽しめるシアターや参加体験型の展示や遊具がたくさん。









小学生向けの原子力やエネルギーについての資料も充実。
原子力についていろいろと知るいい機会になった。


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福井の旅【北前船主の館・右近家の洋館】

2009-07-26 | 福井の旅2009


今回は友人家族との団体行動のため、建築巡り系はなるべく控えようとあまり調べないようにしてたのだが、つい目に入ってしまった「北前船主の館・右近家」
ここだけは行っておきたい、と皆に事前に了承?を得ていた。
2日目敦賀へ向かう途中に南越前町河野にある右近家へ立ち寄った。

江戸から明治期にかけて北前船を操り隆盛を極めていた右近家の屋敷は北前船で運んだ選び抜かれた木材などを材料に建てられたすばらしいものでその広大な敷地の中には洋館もあるというので楽しみにしていた。





洋館は本宅の裏山の中腹に建てられていて、皆が飽きないうちにとまず裏山の洋館へ直行。





坂道を上り、階段を上っていくと現れた洋館。
洋館は昭和10年に建てられ、1階はスパニッシュ風、2階はスイスのシャレー風、内部は和洋折衷になっている。





ほんとに木組みの外観はスイスの山小屋を思わせるもの。





1階のテラス





玄関のニッチには窯変が味わい深いタイルが張り巡らされていた!
下の台の扉は銅でできていて、磨くと赤い色が出てくるのだ、とちょうど扉を磨いていたそうじのおばちゃんが言っていた。





ところどころに黒いタイルがアクセントに入れられている。





玄関の内扉はアイアンのデザインがとても優雅。
扉は開いてしまっていてここには写ってないが。





玄関ホールに敷かれたタイルはこんな網目模様!
網目の隙間を埋めるように赤、緑、黒のタイルが張り合わせられていてとてもカラフル。





階段周りにも木と組み合わせて落ち着いた色合いのタイルが張られていた。





そして1階の暖炉と暖炉周りにもこんなかわいいタイルが!





三種類の幾何学模様などの模様が入った小さなタイルがかわいく散りばめられていた。





この縁取りのタイルも鮮やか。





照明のデザインも素敵だなあと思うものが。





2階の廊下のもの。





階段のステンドグラスは北前船と色ガラスが所々入っていて控え目なデザイン。





二階のテラスに出てみると日本海の美しい景色が目の前に広がっていた。

洋館が見れてとても満足してしまった私。
この後、豪壮な造りの主屋も見て、右近家を後にした。


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福井の旅【越前陶芸村】

2009-07-25 | 福井の旅2009


一泊目の茅葺の宿が越前陶芸村の近くだったので、宿へ行く前に陶芸村へ立ち寄った。
越前焼は日本六古窯(信楽、備前、 丹波、越前、瀬戸、常滑)のうちの一つで、ちょうどここだけ訪れたことがなかったのだ。

越前焼の陶板が張り巡らされたアプローチを通って福井県陶芸館へ。
他のみんなは興味がないというのでせっかくなので私だけさらっと見てくることに。





陶芸村の中には広い芝生広場や彫刻広場があって全部で15のオブジェが置かれている。
この広場が広すぎて、彫刻から彫刻まで移動するのが暑くて子供たちからブーイング;
そこそこで切り上げた。
ほんとはこの後窯元巡りもしたかったのだが・・時間も差し迫り、この後は夕食のバーベキューの食材調達へ向かった。





イサムノグチの作品も。





岡本太郎の「月の顔」も。









越前焼のやきものでできたオブジェ。





これは備前焼。





薪窯





芝生広場。
気候のいい時期に来ればきっと気持ちのいいところなんだろうけど、この日は雨上がりとはいえムシムシ暑過ぎた;
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福井の旅2009【福井のお菓子】

2009-07-24 | 福井の旅2009


その土地ならではのお菓子を探すのも旅の楽しみ(これはE家のママと共通)の一つで意外とスーパーなどにそこでしか売ってないようなものをたまに見つけたりするのだが・・
今回はスーパーでの収穫はなし;

小浜では楽しみにしていたくずまんじゅうの名店「伊勢屋」へ訪れた。
店内では日本の名水100選にも選ばれた湧き水が満たす石造りの水槽の中に透き通ったくずまんじゅうが浮かべられている。
見るからに涼しげでおいしそう~





冷蔵庫へ入れると白くにごってしまうくずまんじゅうだそうだが、冷たい湧き水の中では透明感を保っている。
お店の人に一口でまんじゅうを口に含むと葛の香りが味わえる、と言われてやってみたが・・口の中がまんじゅうでいっぱいになり・・なんかもったいない感じ;
食感がモチモチプルプルでまさに私好みで感動~
これなら何個でも食べれそう;
一緒にコップで出てきた湧き水もひんやり美味しい。





銘菓「雪がわら」は昆布に白い砂糖を掛けた屋根瓦に雪が降り積もる情景をあらわしたお菓子。





これも雰囲気に惹かれて買った「かたパン」
帰って調べてみると敦賀にある「だるま屋」というお菓子屋さんで夫婦二人でかたパンのみを作り続けておられるお店だそう。
知っていればかたパン作り、見に行きたかった~





そして越前では昔ながらのお菓子を作り続けて120年という「朝倉製果」へ立ち寄った。
現在は四代目というご主人と数人の従業員の方がおられ、こちらで作られている昔ながらのお菓子を説明していただいた。





こちらの作業場でお菓子作りから包装までされていて、私たちが訪れたのはもう夕方だったのでお菓子を作るところは見れなかったが、出来立てのお菓子を試食もさせていただいた。
地元の小学校からも社会見学に子供たちがやって来たりするそう。





これは気になっていた福井の銘菓「けんけら」
大豆粉、水あめ、白ゴマが原料で、福井県では最も古いお菓子の一つだそう。
昔は剣で切り割らなければならないほど固く、そこから「剣切羅」と呼ばれるようになったとか。





これは「黒ねじ」というお菓子。
お米からできたポン菓子を黒砂糖ときなこで固めたものでしっとりやわらかい。





こちらは「青ねじ」
すはまとよく似てるがはったい粉ときなこが入ったすはまに対して、青ねじはきなこのみ(砂糖も)で作られてるそう。





ここのお店の「松露」も甘さ控え目でとても美味しかった~
お値段も小袋で200円~300円とお手頃。
なんと時々大阪の高島屋へも物産展でやってくるとか。
どのお菓子も素朴でなつかしい味わい、ヘルシーで手作りのあたたかみが感じられる。
こういう昔ながらのお店は末永く続いていってほしいなあ~


・・で、もち好きの私は福井で羽二重餅を買って帰るのをすっかり忘れていた;



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福井の旅2009【越前和紙の里】

2009-07-23 | 福井の旅2009


旅行初日、越前の宿泊地へ着くまでに立ち寄った「和紙の里」
ほんとはかぶと造りの家並みが見られる板取宿や近代建築もいくつかあった今庄の町並みへも立ち寄りたかったのだが・・三連休の初日とあって、出がけに渋滞につかまり大幅に予定が遅れてしまった。
今回は友人家族もいることだし、比較的皆で楽しめそうな?越前和紙の里へ行くことに。





和紙の里にある「卯立の工芸館」は江戸時代中期の紙漉き家屋を移築復元した建物で、妻入り卯立を立ち上げた典型的な紙漉き家屋の間取りを持つ建物。
中では伝統工芸士による紙漉きを見学することができる。





家先に干されてる和紙の原料となるコウゾ。









今は使われていないが当時はこの釜で原料のコウゾやミツマタの皮を煮ていたそう。





煮てやわらかくなった原料のゴミを取り除く作業。
これは手作業で行われ、もっとも手がかかる作業だとか。





ゴミが取り除かれた後、現在では機械でやわらかくしているそうだが、当時はこういうたたき台の上で叩いてやわらかくしていたそう。





そして伝統工芸士による紙漉きを見せてもらった。
コウゾなどの原料が入った水槽に「トロロアオイ」という植物の根の部分から出る粘料を混ぜ込んだ後、紙をすいていく。
何回漉くかは、長年の経験とカンだそう。
突如歌い出す、職人のおじさん。
紙漉き音頭はこの辺では小学校でも歌われている有名な歌なのだそう。





漉き終わった紙は水分を吸い取った後、乾燥室や天日で乾かされる。

職人のおじさんには紙漉きで栄えていた昔のこの町の様子をいろいろと話して聞かせていただいた。
今ではなかなか継承者がおらず廃れつつあるのだそう。





天日で乾かされる和紙。





部分的に和紙を使った涼しげな暖簾。





二階はギャラリーになって和紙や越前焼の作品の展示が。





三連休の初日だというのに静まり返った和紙の里。





越前といえば越前そば。
お昼は「手打ちそば 大福」にておろしそばを。
固めの太いそばで、大根おろしが思ったより辛かった~
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福井の旅2009【茅葺の宿・朋楽の里】

2009-07-22 | 福井の旅2009


今回一泊目に泊った宿は越前にあるキャンプ場、悠久ロマンの社・朋楽の里という茅葺屋根の宿。
茅葺の家自体は歴史的な古いものではないのだが中には囲炉裏もあって本格的。
緑がいっぱいの自然に囲まれた宿









宿の前には水田が広がり、緑がまぶしい~





私たちが泊った茅葺の家。
囲炉裏とキッチン付きの広いスペースのほか畳の部屋が二間、大きなユニットバスとウォッシュレット付きトイレが完備されていて快適!
まさに私たちのような軟弱キャンパー向き。









本格的な囲炉裏。
今回は使わなかったが・・









ただ今あじさいが真っ盛り。
山の中なのでとても涼しい~





着いたその日の夕食はバーベキュー。
食材&道具は持ち込みOK。





地元の農産物直売所でゲットした新鮮な野菜類と福井産の牛肉を使ってバーベキュー。
精米し立ての福井産「華越前」のご飯も美味しかった~





暗くなってからは子供たちは花火を楽しむ。





夜から早朝にかけてはかなり雨が降っていて心配だったが、朝にはすっかり雨も上がり、ここでもう一つ楽しみにしていた超ロングスライダーにも乗れることに。





森の中の急斜面に作られたコースのスライダーに乗るためにまずはリフトで上まで上がる。





後ろを振り返ると思わず「ひえぇ~」と声が出る。




スピードを出すとかなり恐そうなスライダー、私は娘と二人でゆるゆるとすべり降りた。
旦那と息子は暴走してたようだが;



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