m's diary

日々の暮らし、旅、建築巡り、クラフト、など気ままに・・

常滑・やきもの散歩道

2008-11-30 | 建築巡り・街歩き【その他】



常滑・やきもの散歩道を歩く。
やきものの町といえばやはりこの煉瓦でできた煙突がインパクト大。





倒焔式角窯の煉瓦





大甕?が積み上げられた塀にかわいい花が彩りを添えていた。





土管が埋め込まれた小道。





裏に回ると10本もの煙突が並んでる大きな登り窯。





素敵な色合いを放つ塀





大きな甕の横の煉瓦で作られた物体は??









まだ昼前だというのに、お腹空いた~!とうるさい息子に促されここでうどんランチ。
息子だけ豪華?定食頼んでた。
食器全てが常滑焼で見た目も楽しいランチに。





有名な土管坂の風景。
左が土管、右は焼酎瓶が積み上げられてる。





おしゃれな雑貨屋さんにあったレトロなストーブ。

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常滑の街並み

2008-11-29 | 建築巡り・街歩き【その他】



常滑ではINAXの学芸員さんに事前にやきものやタイルを使った建物を見たいとお伺いしていた。
私たちが訪れた日曜はお休みということだったが、この近辺のモザイクタイルや土管などを使った外壁や塀など見どころを印した地図を用意してくださっていた。
そのポイントもチェックしつつ常滑の街並みを散策。
昔ながらの駄菓子屋さんやたばこ屋さんの店先などにほんの少し使われたタイルや
常滑ならではの土管を使った塀などなど楽しませてもらった。





カラフルなモザイクタイルや大小さまざまな大きさのタイルが組み合わされた塀のお宅はINAXの会長宅だそう。
門柱には肌色のモザイクタイル、門柱脇の塀にはパステル調?のモザイクタイルが貼られていて斬新?でちょっと変わったタイル使いにびっくり。





表札は意外とおとなし目。





少々黒ずんでいるが、貼られた当初はもっともっとカラフルだったんだろうか~





お家も素敵な洋館。
学芸員さんいわく、中の応接室の天井も豪華なモザイクタイル貼りだそう。
中へ入ってくださいとばかりに門が全開・・





家の外壁ももちろんタイル貼り。





こちらは会長宅と比べるとずいぶん落ち着いた色合い。
ベージュのモザイクタイルの門柱に土管風の素焼きのやきもので造られた塀。








昔なつかしの駄菓子屋さん。
子供たちに今日は最後まで歩けたら、帰りにここでお菓子を買ってあげると約束し、最後には何とかゲットした子供たち・・





たばこ屋さんの店先に使われていたモザイクタイル。









年季の入ったスクラッチタイルの塀。
皆一様でない色合いがとてもきれい~





こんな風なたばこ屋さん、意外と残ってるんだなあ。





色とりどりの小石がすごくきれい。





町中にいくつかあった水琴窟。
常滑産の甕は江戸時代後半から水琴窟の材料として使われていたそう。









「本町大正館」と書かれたきれいに改装された風な近代建築ぽい建物も一軒発見。





教えていただいた地図のポイントを全て回った後、そのまま常滑の「やきもの散歩道」へ突入。


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土・どろんこ館&光るどろだんご作り

2008-11-29 | 子供と楽しむ施設・イベント


以前、訪れた時にはなかったINAXライブミュージアムの中に新たに登場した「土・どろんこ館」
ここで子供たちにとってのお楽しみ「光るどろだんごづくり」の予約をしていた。
土(粘土)を削って、磨いて自分だけのオリジナル、光るどろだんごを作るというワークショップ。





ここはいろいろな体験教室やワークショップに参加できる施設なのだが、内側にも外側にも土をふんだんに使って作り上げたというこの建物自体も見どころの一つ。
建物の前庭は土がむき出しになっていて自然な感じ。
夏にはここにどろ田が作られどろんこ広場なども開催されているそう。





「土・どろんこ館」の建物を取り囲むように築かれた擁壁は、採掘したままの常滑の「はがね土」が用いられ、建物外壁は鉄筋コンクリート壁にもたれかけさせる形で石灰と砂を配合した土を突き固め、積み上げられているそう。
この擁壁は駐車場に面していたが、車から降りてきた時に、ぬくもりのあるやわらかい雰囲気を感じた。









常滑大陸と呼ばれる壁は難易度の高い左官技術で仕上げられている。





小あがりには世界一大きなどろだんごが。
ここはくつを脱いで上がるスペース。





色とりどりのモザイクタイルが張り巡らされたトイレは女性用は水、男性用は森をイメージしているそう。
曲線や曲面が多用され、トイレはモザイクタイルだしなんとなくガウディを思わせなくもない。





階段の周りにはワークショップで製作した手作りの日干しれんが積み上げられている。
このれんがもとてもあたたかみがあっていい感じ。

2階はロフトになっていて撮影禁止だったが百土箱の部屋と呼ばれ、たくさんの引き出しが!
いろいろな視点からみた土の世界を引き出しに詰め込み、土の多様性と魅力を紹介しているそう。
何が入ってるんだろう?と引き出しを開けるワクワク感が楽しい!





アイアンでデザインされた入り口のドア。





そしてどろだんご作り。
どろだんごを金属のわっかの上で転がし、凸凹を削り取って滑らかにしていく。
子供たちが作業してる間、私は隣のタイル博物館などへ・・
1時間半ほどみっちり時間をかけてつやつやになったどろだんごに好きな色をつけて完成。





娘のブルーのどろだんご。





息子のグリーンのどろだんご。

どろだんごは帰ってからもメンテナンス?が必要で、毎日さわることで光沢を保つことができるのだそう。
うちはもう既に放置状態のようだけど・・;


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世界のタイル博物館&窯のある広場・資料館

2008-11-28 | 美術館・ギャラリー他


常滑のINAXライブミュージアムにある世界のタイル博物館へ。
ここは以前に旦那と一緒に訪れたことがあるのだが、マジョリカタイルを作る時、ここの博物館の充実したHPをいろいろと参考にさせてもらい、収集された方の話などを読んでるうちに又行きたくなったのだ。

色鮮やかなイギリスのビクトリアンタイル





世界のタイル博物館は紀元前から近代まで7000点のタイルコレクションの中から1000点が展示され、装飾タイルの発展の歴史を紹介している日本で唯一のタイル博物館。
1階には実際タイルが使われていた状態を再現した展示などもある。





単色の濃淡も素敵だな~と思わせる浮き彫りのレリーフタイル。





着色した粘土を埋め込んだ象嵌タイル。
耐久性があるので主に床材などに使われた。





そして、和製マジョリカタイル。
イギリスのビクトリアンタイルを真似て作られたものだが、市松模様なんかもあったり、色合いもなんとなく和風テイストが加わって、しみじみいいな~と思える・・
私が真似たデザインのも発見。

まだまだ素敵なタイルが盛りだくさんで興奮のひとときを味わった。





そして隣接する「窯のある広場・資料館」へ。
この建物の中には大正10年築窯の倒焔式石炭窯があり、煙突、窯、建物共に登録有形文化財となっている。
1階にはテラコッタの展示、2階には染付古便器などの展示が。





大きなドーム状になっている窯の中の空間はとてもいい雰囲気。
窯の壁面の耐火煉瓦には製品を焼く時に使用した塩釉が繰り返し付着したため徐々に飴色に変化してすばらしい色合いになっている。





建物の外壁などを飾っていたテラコッタの保存展示コーナー。
朝日生命館のランタン天蓋
ロマネスク風の装飾が細やか。
普段手の届かないような位置にあって、下から眺めてる状態なのに、ここではそのテラコッタ装飾が目の前にドドーンと展示されているのですごい迫力。





ヴォーリズの大同生命ビルに使われたテラコッタ。
アメリカからの輸入品。





大阪ビル1号館の獣顔のテラコッタ。
やはり上に取り付けられていたものだからか、目線が下向きでかなり恐い。





日本で一番最初に作られた本格的なテラコッタは明治42年に武田五一設計による京都府立図書館に使われたテラコッタで、常滑で焼かれたものだそう。





ケルトの組紐文様を思わせる装飾の柱も彫がかなり深くてきっちり造られている。





他にも解体されてしまって今は無き建物のテラコッタ装飾がところ狭しと並べられていて興味深く見入ってしまった。





そして2階の古便器コーナーへ。
便器にもこんなに華麗な絵付けがされているとは。




織部のデザインの便器も面白い。



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ノベルティ・こども創造館

2008-11-28 | 子供と楽しむ施設・イベント


瀬戸では子供たちが楽しめそうな施設、「ノベルティ・こども創造館」へ。
ノベルティというのは瀬戸の町では陶磁器製の置物や装飾品のことをいう。
このノベルティこども創造館では瀬戸で作られたノベルティの展示などの他に土を使ったいろいろな遊びが用意されていて、子どもも大人も土の面白さを体験することができるというなかなかとても興味深い施設だった。

この館に入ってまず目に入ったのはこの粘土が積み上げられた大きな山。
粘土が豊富に採れる瀬戸ならでは!という感じで・・
ここではこの粘土を使って自由に好きなものが作れるのだ。
5月から10月にかけては「つちプール」になるそうで・・すごく楽しそう~





石こうやノベルティの絵付けなどいろいろな作品が作れる低価格のプログラムもあるが、無料のものもいろいろと。
これは「けずって!押して!マイ道具」というコーナー。
カチカチの粘土に職人さんが使うようなさまざまな道具を使って模様をつけ、丸めた粘土に、そのオリジナル道具を使っていろいろな形を押していくというもの。













石こうと水を混ぜ、渦巻き模様の石こうで大きな渦巻きライトを作るコーナー。
などなど他にもいろいろと体験できるプログラムが充実。





明治36年頃の初期のノベルティ。
最高時には月1万個の売り上げがあったそう。





太平洋戦争の開戦によってそれまで順調だったノベルティ産業がアメリカへ輸出できなくなり大打撃を受け、
国内向けの生産に転じたころのノベルティ。
戦時中なので玩具・ノベルティぜいたく品だったためごくわずかしか生産できなかったそう。

時間があまりなくていろいろ体験できなかったが、やきものの地ならではの子供向け(大人も楽しめそうだが)施設だなあ~と感心・・
近くにあれば絶対通ってそうだ。
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イラン料理

2008-11-27 | 異食文化の会


ビルマ料理やインド料理の会を開いてきたママ友たちと、今度はイラン人のママ友にイラン料理を作ってもらおうってことになった。
イラン人のFさんがイラン風コロッケを作ってくれることに。
他のみんなは一品ずつ持ち寄り。
具沢山のキッシュに手羽先の照り焼き、サラダにモロヘイヤのチキンスープなど今回もメニュー盛りだくさんなテーブルに。ちなみに私は今回ベトナムの揚げ春巻きにチャレンジしてみた。
イスラム教徒のFさんは豚肉が食べれなかったのに、私はうっかりしていてエビと一緒に豚ミンチを使ってしまっていた(汗)
が、Fさんは少しゆるめの?教徒らしく、少しくらいなら大丈夫!と言われ、ホッ・・





これがイラン風コロッケのタネ。
じゃがいものマッシュに玉ねぎみじん切り、牛ミンチ、そしてポイントはアドビェというイランの香辛料が入っている。
これを丸めて平たくしてフライパンで焼く。
コロッケというのでパン粉をつけるのかと思ったら違ってた~
見た目はハンバーグぽい。





そしてびっくりしたのが、イランのお米の炊き方。
イランのお米は関西では売ってないので、ちょうど中間ぐらいだというインド米と日本米を混ぜて炊く。
最初塩水で軽く煮た後、スライスしたじゃがいもを敷いた鍋に半煮えのご飯をてんこ盛りに載せて蒸すのだ。
水は軽くかける程度。
底が焦げ付かないか?心配に思ったが、結構弱火で炊くので黒くこげることはないらしい。
そしてイランではお米を炊いた時にできるおこげは客人をもてなすためのものだそう。
下に敷く野菜はじゃがいも以外でもかぼちゃや人参でもよく、玉子なんかも美味しいとか・・
しかしこんなご飯の炊き方があったとは~!とカルチャーショック・・

写真は軽くおこげが出来た状態の鍋底。





で、出来上がったイラン風コロッケ、コツレットとイランのご飯。
カリカリしたじゃがいもが美味しそうなご飯。





そしておなじみのお菓子の達人Kさん作のロールケーキでティータイム。
紅茶のロールケーキとたまごのロールケーキ、同じロールケーキでも食感が全く違うのだ。
紅茶の方はふんわり~、玉子の方はしっとり~という感じで・・
もちろん作り方もそれぞれ違うそうで、今までありとあらゆる人のレシピを試しながら試行錯誤し、オリジナルも加えて編み出されたという最強?のロールケーキなようで。
さすがにほんとーに美味しかった。。
私はこのしっとりの方が特に好き!





そして最後の締め?に私が先日名古屋で買って来た岡崎の銘菓、備前屋の「あわ雪」をお茶菓子にお抹茶をたてた。
この抹茶を見たFさんは日本のドラマ、「おしん」を思い出したようで。
イランではドラマ「おしん」が大流行しているとかで・・ひとしきりおしんの話で盛り上がる。

イスラム教徒でもありイランでは小学校の先生をされているというFさん、ラマダンについて聞くとまともにラマダンやってたら胃を壊したり病気になってしまうので最近ではあまりすすめられてはいない習慣なのだとか…たしかに30日間も日中何も食べないなんて体壊しそう…
Fさんも絶対無理だと言ってた。

イランでは9歳から学校でも男女は教室が別々で、女の人は家族、親戚以外には顔の一部と手先以外は男の人の前で肌を露出してはいけないとか・・
他にもイランのお正月や、イランの濃密な親戚付き合いなどなど・・いろいろと興味深い話を聞かせてもらい、いつもながら楽しいひと時が過ごせた。

次回はペルー人のママ友からペルー料理を教えてもらおう、ってことになったようで、楽しみだ~
しかしいつの間にこんなインターナショナルな会になってしまったんだろう?!
みんなの顔の広さに驚愕~




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窯垣の小径資料館(旧寺田家住宅)

2008-11-26 | 建築巡り・街歩き【その他】



INAXの「日本タイル博物誌」の中にも載っていた寺田家住宅が窯垣の小径資料館として開放されてるということで訪れた。
そもそもこの旅のきっかけの一つに先日陶芸でマジョリカタイルを作ってみたこともあって、タイルの生産地を訪れて、生産地ならではのタイルややきもの使いがみられる建物を見てみたいという目的もあった。
この資料館では本業焼の窯元であった寺田邸(明治時代後期築)をそのまま生かして改修されていて、浴室や便所に当時のままの姿で貼り付けられた本業タイルを見ることができ、又本業タイルの歴史などをボランティアガイドさんに説明を受けながら見学することができた。

(本業というのは瀬戸で磁器の生産が始まり、産業として有力になってきた時にそれまでの瀬戸にあった陶器の仕事のことを「本業」新しく入ってきた磁器の仕事を「新製」と呼び分けたことからついたもの)





幕末から明治にかけて、和洋折衷建築や洋風建築の導入が盛んになるにつれて欧米タイルを模して作られた本業敷瓦=本業タイルがこの地で量産されるようになった。
本業タイルは日本の量産タイルの第一号といわれるもの。





鎌倉時代に初めて上薬が掛けられて焼かれた本業タイルの前身、「敷瓦」





銅板転写に使われた模様が刻み込まれた銅板。
これを紙に写して、その紙に写ったものを更に粘土に写し込む。





銅板転写で作られた本業タイル。
同一柄で量産されたわが国の近代タイルの第一号。





これが窯垣にもリサイクルされた窯道具といわれるもので、窯の中で使われる時はこういう状態で使われていた。
タナイタとツク(タナイタを支えてるもの)、エンゴロ(中に陶器を入れて焼いた筒状のもの)

他にもやきもの作りのための昔ながらの道具など興味深い展示も。





銅板転写した本業タイルが貼られた便所。
スリッパも陶器、便器には染付けで蛸唐草や花の模様がびっしり描かれていてなんだかゴージャスな雰囲気・・





脱衣場と浴室には腰壁や床には明治後期の本業タイルが一枚も剥離することなく、張り付いていて圧巻。





銅板転写で作られた本業タイル。
花びらにはぼかしが入って、当時の技術の高さが伺われる。





床に貼られていたこのタイルは二色刷りということで倍手間がかかったそう。
コバルトがうっすらにじんだものも混じっていて、検査ではねられた自家用だったのでは?と言われてる。

瀬戸では産地ならではのタイル使いをされてる建物など見られるところは他にはないか?お聞きすると、一級品はよそへ売られていってしまうので意外と産地にはよいものは残っていないそうで、あっても二級品。お風呂などで今でも使われてる家もあるが一般ではなかなか見るのは難しいとのこと。

案内してくださったガイドさんはなんと91歳!の方だった。
とてもそんなお歳には見えず、しっかりとガイドされていたのでびっくり!
帰り際には大阪からわざわざ来てくれたのでお土産をあげよう、と鯉の図柄が描かれた年代物の?お茶碗をくださった。
感激~

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瀬戸・窯垣の小径

2008-11-25 | 建築巡り・街歩き【その他】



三連休は瀬戸、多治見、常滑へ久々やきもの三昧?!の旅へ。
子連れでやきもの三昧は無理かなあ、と思ってたが最近は子ども向けのやきもの関連施設が瀬戸にも常滑にもできていたりで、親子共々楽しむことが出来た。

瀬戸の洞町はやきものの主力生産地として栄え、その昔、メインストリートだった小径が「窯垣の小径」として約400mほど残されている。
不用になった窯道具をリサイクルして作った塀や壁のこと「窯垣」というのだそう。





窯道具というのは登り窯を焼く時に製品を保護するために使ったエンゴロ(筒状のもの)、タナイタ、ツク(タナイタを支える棒状のもの)のことで、この垣はツクがきれいに並べられている。





お茶碗や小皿が埋め込まれた窯垣。





ツクとタナイタが組み合わさって幾何学模様を作る。





窯屋の刻印が入っているものもあったり、素焼きの色合いが美しい垣。
垣の間から生える緑の草やコケも彩りを添えていい感じ。





タナイタがまるで本棚の本のように並ぶ垣。
隣には花のブローチのようなかわいい陶板が貼り付けられてる。









このお宅は両脇の門柱が染付けのお茶碗やお皿などでオブジェのように貼り付けられていた。
やきものの町ならではの演出?!





この家の塀も独特・・
一番下は石、石の上に窯道具のエンゴロ、そして白い陶板?が載って一番上には染付けの陶器が載せられているという面白い組み合わせ。





玄関までのアプローチの石畳も窯道具が埋め込まれたものかなあ?





自然のやきものの色合いには温かみがあって目にもやさしく、楽しい散策ができた。

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梅小路蒸気機関車館

2008-11-19 | 建築巡り・街歩き【京都】


関西文化の日、国立博物館の後にやって来た梅小路蒸気機関車館。
子どもが小さかった頃、一度訪れたことがあるが、今回は建物見物も兼ねて訪れた。
この博物館のエントランスと資料展示館になっているのは旧二条駅舎。
旧二条駅舎は日本最古の木造駅舎で、当時私鉄であった京都鉄道(株)が明治37年に本社の社屋も兼ねて建設したもの。
平成8年に嵯峨野線高架化のため、その役割を終え移築された。









伝統的な和風の意匠の中、現在資料館となってる待合室の丸柱や柱頭飾りや上げ下げ式の窓などに洋風の意匠が取り入れられている。





重要文化財の扇形車庫と転車台。
明治時代の車庫は煉瓦造りで長方形の小規模なものが一般的だったがのちにより多くの車両を収容できる扇型車庫と転写台が一体となって建設されるようになった。
大正3年建設されたもの。





任務を終えて帰ってきた蒸気機関車を載せて方向を変え、扇形車庫に収容するための転車台。





大正、昭和期に製造された代表的な蒸気機関車の車両が保存されていて、それぞれ運転席に自由に入ることができる。





チンチン電車乗り場





梅小路からは花街の風情を留める街並みの島原を散策し、龍谷大学と西本願寺を回って梅小路公園へ戻ってきた。




梅小路公園にいた人懐っこい猫。
我が家は皆猫好きなのでついつい相手してしまう・・











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紫織庵

2008-11-18 | 建築巡り・街歩き【京都】


今年は11月15日、16日が関西文化の日で関西各地の美術館、博物館が無料に!
毎年この日には万博公園の民博へ訪れていたが、今年は京都へ行って美術館、博物館を回れるだけ回ってみよう~ということで日曜日はおじいちゃん、おばあちゃんも連れて京都へやって来た。
国立博物館、梅小路蒸気機関車館、梅小路から島原や西本願寺までのウォーキングを挟んで、更に紫織庵、大西清右衛門美術館、京都文化博物館を回り、一日たっぷり京都の美術館などを楽しんだ。

紫織庵は江戸時代後期、名医・荻野元凱がこの地で初めて医院を開業し、大正15年に豪商四代目井上利助氏が武田五一設計による最新のライト様式の洋間を加えて新築した建物で、京都の伝統的な大塀造(通り庭があるうえに、和室が田の字型に6部屋連なる大きな町家)建築の代表例。
現在は京のじゅばん&町家の美術館となっている。





雨上がりでしっとり濡れた石畳が美しい~
微妙なジグザグを描いたデザインも面白い。





洋館部分は武田五一が設計。
一階洋間はフランク・ロイド・ライトの建築を参考にして設計し、旧帝国ホテルと同様の外壁の石灰岩とタイルが貼られている。





一階洋間の内部は格天井に寄木貼りの床、電熱式暖炉が設けられ、内装の木部はくべてチーク材が使われている。





残念ながらじゅばんが展示されていた和室や蔵は撮影禁止だったが、ながじゅばんの展示も面白く、昭和モダン風のものはフランス人形やサーカス、テニスをしている人・・などが描かれ、これがながじゅばん?というような派手で華やかなものが多く斬新なデザインが楽しかった。





広縁から見た中庭。
広縁のガラス戸はすべて建築当初の波打ちガラスで一枚も破損してないそう。









二階洋間サロンは電熱式暖炉、ステンドグラスの窓、シャンデリア、寄木細工の床、鎌倉彫りの壁など大正時代の贅を尽くした造りとなっている。













武田五一なだけにセセッション風デザインのステンドグラスが。





暖炉横のステンドグラスは淡い色調。





暖炉の装飾。





祇園祭巡行日には鉾が当家前の新町通を通るため、巡行を見るための
当家専用の鉾見台も設けられていた。
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